
自動車屋の現役整備士が選ぶ!おすすめのホイールクリーナー10選

開催中楽天お買い物マラソン11月11日 1:59まで
この記事の商品も、期間中はセールの対象になっていることがあります。セールの価格は、各商品の「楽天市場」のボタンの先でご確認ください。
開催中AmazonスマイルSale11月12日 23:59まで
この記事の商品も、期間中はセールの対象になっていることがあります。セールの価格は、各商品の「Amazon」のボタンの先でご確認ください。
車の足元を飾るアルミホイールは、車全体の印象を大きく左右するパーツです。しかし、走るたびにブレーキから出る黒いブレーキダストや、路面から巻き上げる油汚れ・泥が付き、カーシャンプーだけではなかなかきれいに落とせません。放っておくほど落ちにくくなるので、汚れに合った専用のクリーナーで早めに落とすのが近道です。
この記事では、京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会の現役整備士が、液性(中性・アルカリ性・酸性)の違いと、商品ごとに大きく違う「使えないホイール」を解説し、性格の違うおすすめの10選をご紹介します。どのクリーナーも、買う前に自分のホイールに使えるかを必ず確かめてください。

普通のカーシャンプーで洗っても、ホイールの隅にこびりついた黒い粉が全然落ちないんです……。強くこすっても大丈夫なんですか?

力任せにこすると、ホイールの塗装に細かい傷がつくことがあるんだ。専用のクリーナーで汚れを浮かせてから、やわらかいスポンジで洗うのが基本だよ!

クリーナーを選ぶ前に、自分のホイールに使えるかを確かめるんですね!

この記事の監修者

浅田 武生浅田自動車商会 整備士
京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会で整備歴30年の整備士。メカピックでは、紹介するカー用品の選定と記事の内容を、整備の現場の視点から確認しています。
この記事でわかること
- ホイールクリーナーの3つのタイプ(中性・アルカリ性・酸性)と、車の取扱説明書の案内
- 商品ごとに違う「使えないホイール」(メッキ・マット塗装・外国製・コーティング施工など)
- 公式の取扱説明書で確かめた、性格の違うおすすめの10選と比較表
- 待つ時間を守る、ブレーキに液を残さないなど、ホイールを傷めない洗い方と保管
整備士が選ぶ3台|迷ったらこの中から
ホイールを傷めにくい泡で、細かいところまで洗うなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.45/ 5
弱アルカリ性・ノーコンパウンドの泡で、強力な液剤やコンパウンドは使っていないと公式が説明。ボルト穴まで届く専用スポンジブラシが付く。メッキのホイールは目立たない所で試してから。
シュアラスター ホイールクリーナー 400ml S-65の詳しい紹介を見る
いろいろなホイールに使える1本で、タイヤも一緒に洗うなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.40/ 5
弱アルカリ性のジェルで、鉄・アルミ合金・メッキ・純正塗装のホイールやキャップ、タイヤにも使えると公式が案内。無香性。特殊な塗装やコーティングのホイールは使う前に確かめる。
呉工業 Stoner フォーミングジェル ホイールクリーナー 473ml 1734の詳しい紹介を見る
ブレーキダストの鉄粉を溶かして落とすなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.00/ 5
還元剤が鉄のサビと反応して赤紫色になり、溶けて流れ落ちる中性のアルミホイール用。マット塗装やコーティング済みのアルミホイールにも使えると公式が案内している。
KeePer技研 コーティング専門店のホイールクリーナー 300ml 15006の詳しい紹介を見る
※点数が3番目のプロスタッフ S207は、取扱説明書でメッキ・アルマイト・外国製・コーティング施工・ツヤ消しなど多くのホイールに「絶対に使用しないで下さい」とされているため、誰にでも勧める3台からは外しました。国産の塗装されたホイールなら、タイヤとまとめて手早く洗える1本です。3台には、鉄粉を溶かすタイプの中で、マット塗装やコーティング済みにも使えるKeePer技研を選びました。
ホイールクリーナーとは?3つのタイプとカーシャンプーとの違い
ホイールに付く汚れ:ブレーキダスト・油汚れ・泥
ホイールの黒ずみのもとになるのがブレーキダストです。カーメイトは、ブレーキダストを「ブレーキをかけるたびにブレーキパッドとディスクの摩擦で飛び散る細かな鉄粉」と説明していて、飛び散った勢いでアルミホイールに付き、そのまま固まると普通のクリーナーで落とすのはかなり大変だとしています。
ホイールには、ほかにも路面から巻き上げたピッチ・タール、ロードダスト、グリースやオイル、泥が付きます(シュアラスター・呉工業)。冬は、融雪剤の塩カル汚れも付きます(カーメイト)。ホイールクリーナーは、こうした足回りの汚れを落とすための専用の洗剤です。
ホイールクリーナーの3つのタイプ(中性・アルカリ性・酸性)
この記事の10本は、汚れの落とし方で大きく3つのタイプに分かれます。
- 鉄粉を溶かすタイプ(中性・弱酸性):還元剤のチオグリコール酸塩が、ブレーキダストに含まれる鉄のサビ(酸化鉄)と反応して赤紫色の水に溶ける物質になり、流れ落ちます(KeePer技研)。ブレーキダストの鉄粉に反応して溶かすタイプで、KeePer技研とカーメイト PS62 は、液の色が変わることで汚れが落ちている様子が分かるとしています。KeePer技研・カーメイト PS62・プロスタッフ S164 が中性、SONAX が弱酸性です。ただし、カーメイトはブレーキキャリパーに液がかかるとサビや変色が起きる場合があるとして、よく洗い流すよう案内しています。
- 油汚れ・泥を落とすタイプ(アルカリ性・弱アルカリ性):界面活性剤などで、ブレーキダストや油汚れ、泥を落とします。シュアラスター S-65・カーメイト C21・呉工業 Stoner・プロスタッフ S207・リンレイ D-18 がこのタイプで、タイヤも洗える商品があります(呉工業 Stoner・カーメイト C21・プロスタッフ S207)。
- 酸性のスポット用(酸性):リン酸などの酸で、焼き付いて固まった鉄粉を、筆で塗って溶かします。ソフト99の09507は、筆で汚れた部分にだけ塗るスポット用で、使えないホイールや付けてはいけない部品も多い商品です。
どのタイプも、自分のホイールに使えるかを先に確かめることが大切です。使えないホイールは、同じタイプの中でも商品ごとに違います(選び方の2.で詳しく説明します)。

カーシャンプーとの違いと、車の取扱説明書の案内
ホイールのブレーキダストや油汚れは、ボディ用のカーシャンプーだけでは落ちにくい汚れです。リンレイは D-18 を「カーシャンプーでも落ちない頑固な油汚れを強力洗浄」としていて、ホイールクリーナーは足回りの汚れに合わせた成分になっています。ボディ用のカーシャンプーの選び方は「おすすめのカーシャンプー10選」で紹介しています。
一方で、車のメーカーが洗剤の液性について注意していることもあります。トヨタは洗車のよくある質問で、ホイール・ホイールキャップは中性洗剤を使って早めに汚れを落とし、洗剤を使ったあとは放置せず、水で十分に洗い流すよう案内しています。塗装の損傷を防ぐため、酸性・アルカリ性および研磨剤の入った洗剤を使わないこと、硬いブラシを使わないこと、夏場の走行後や駐車後でホイールが熱いときは洗剤を使わないことも挙げ、メッキ用クリーナーはホイールが変色するおそれがあるので使わないよう書いています。ボデーコート・ホイールコートなどを施工した場合や、メッキ部品は、お手入れの方法が異なるともしています。
この記事の10本には、アルカリ性・酸性の商品も入っています。自分の車の取扱説明書に、ホイールに使う洗剤の注意があるときは、その注意に合う商品を選ぶか、販売店に相談してから使いましょう。
整備士が教えるホイールクリーナーの選び方 5つのポイント

パッケージを見ると「中性」とか「アルカリ性」とか色々書いてありますが、どれを選べばいいんでしょうか?

液性も大事だけど、いちばん大事なのは「自分のホイールに使えるか」。使えないホイールは商品ごとにまったく違うから、取扱説明書の注意を必ず見よう!

マット塗装のホイールに使えない商品が多いなんて、知りませんでした!
1. 汚れの種類(ブレーキダスト・鉄粉・油汚れ)に合ったタイプを選ぶ
ふだんの洗車で付くブレーキダストや油汚れ・泥には、油汚れ・泥を落とすタイプ(アルカリ性・弱アルカリ性)か、鉄粉を溶かすタイプ(中性・弱酸性)が向きます。シュアラスター S-65 は使う頻度を「洗車毎」とし、ブレーキダストが多く出る欧州車などの車にすすめています。
黒ずみがなかなか落ちないなら、鉄粉を溶かすタイプが候補です。KeePer技研は、ホイールクリーナーをかけるとブレーキダストが赤・紫色に変わり、水で流すと簡単に早くきれいになるとしていて、特殊な洗剤で油汚れも分解するとしています。カーメイト PS62 も、ブレーキダストに反応して液の色が紫に変わり、汚れが落ちている様子が一目でわかるとしています。PS62 は泥汚れや油汚れ、融雪剤等の塩カル汚れも落とせるとされています。
洗車用のクリーナーで落ちない、長いあいだに焼き付いて固まった鉄粉には、酸性のスポット用(ソフト99 09507)を使います。ソフト99は、洗車で使うホイールクリーナーでは落としきれない、経年劣化で焼き付き固着したブレーキダストを除去するための、酸を使った強力クリーナーとしています。使えないホイールや付けてはいけない部品が多いので(下の2.)、ふだんの1本にはせず、必要なところにだけ使いましょう。
2. 自分のホイール(メッキ・マット塗装・輸入車)に使えるかを確かめる
使えないホイールは、商品ごとに大きく違います。たとえば次のような注意が、各メーカーの取扱説明書や公式ページに書かれています。
- プロスタッフ S207:マグネシウム・メッキ・アルマイト・ポリッシュ・鏡面仕上げ・塗装されていないホイール、外国製ホイール、ワイヤーホイール、コーティング施工ホイールなどには「絶対に使用しないで下さい」。再塗装やツヤ消し塗装のホイールにも使えません。
- カーメイト PS62・C21:アルミ以外のホイール(鉄・マグネシウムなど)、AMG・SCHNITZER・LORINSER製のホイール、再塗装やマット処理などの特殊処理をしたホイールには使えません。スパッタリングなどのメッキにも使えません。車両やホイールの取扱説明書で使用が禁止されているホイールにも使えず、カーメイトは「輸入車の場合は特にご注意ください」としています。
- リンレイ D-18:マグネシウムホイール、メッキホイール、外国製のホイール、表面が劣化したホイール、コーティング面には使いません。
- KeePer技研:公式のよくある質問で、マット塗装やコーティング済みのアルミホイールにも使えるとしています。スパッタリング加工のホイールやアルマイトのホイールにも使えるとしています。
使えると書かれている商品でも、メーカーは試してから使うよう案内しています。シュアラスターは、再塗装面や劣化したコート面、メッキホイールなどに使うときは、目立たない部分で試して異常がないことを確かめてから使うよう、カーメイトは、あらかじめ目立たないところで試し、変色・変質がないことを確かめてから使うよう書いています。
使う前に確かめることを、4つにまとめました。

- ホイールの種類(メッキ・マット塗装・再塗装)
- 輸入車用・社外品のホイールか
- コーティングを施工しているか
- 車の取扱説明書の洗剤の注意
分からないときは、ホイールの取扱説明書かホイールメーカーで確かめる、というのが各メーカーに共通する案内です(カーメイトはホイールの取扱説明書を確かめるか、ホイールメーカーに問い合わせるよう、プロスタッフはホイールの取扱説明書を確かめるか、ホイールメーカーに使えるか確認するよう書いています)。ホイールを買った販売店に聞くのも確実です。
3. マット塗装・コーティング施工のホイールは「使える」と書かれた商品を
研磨剤(コンパウンド)が入っていると、塗装を削ってしまうおそれがあります。この記事の10本はどれもコンパウンドを使っていませんが、マット(つや消し)塗装には、薬剤そのものが使えない商品が多くあります(カーメイト PS62・C21、プロスタッフ S207・S164、SONAX)。10本の中で、公式にマット塗装に使えると書いているのはKeePer技研です。
コーティングを施工したホイールも同じです。KeePer技研はコーティング済みのアルミホイールにも使えるとしていますが、プロスタッフ S207 はコーティング施工ホイールに、リンレイ D-18 はコーティング面に、SONAX はプロのコーティング施工をしたホイールに使えないとしています。呉工業は、Stoner は一般的なトップコートには使えるものの、特殊な塗装・特殊なコーティングには使えないとし、専門業者で施工したコーティングの場合は施工元に直接問い合わせるよう案内しています。お店でコーティングをしたホイールは、施工したお店に使ってよいクリーナーを聞いてから選びましょう。
4. 泡・ジェル・スプレーの形と、待つ時間(10秒〜10分)
ホイールは立った面なので、泡やジェルのタイプは液だれしにくく、汚れに留まりやすくなります。呉工業 Stoner は密着性・浸透力にすぐれたジェル、プロスタッフ S207 は垂れにくい定着性のあるジェル、リンレイ D-18 はタレ落ちにくい粘調フォームとしています。プロスタッフ S207 は、タイヤ・ホイールから約20センチ離して、まんべんなくスプレーするよう案内しています。
また、スプレーしてから待つ時間は、商品によって10秒〜10分と大きく違います(KeePer技研は10〜15秒、プロスタッフ S207は約1分、カーメイトは2〜3分、シュアラスター・SONAXは3〜5分、ソフト99の09507は10分)。シュアラスターは、汚れ落ちにムラが出ないようにホイール全体にスプレーし、乾燥しない程度に待つよう、プロスタッフは S207 を1分間以上放置しないよう(シミ・ムラの原因)書いています。必ずラベルの時間を守り、乾かさないようにしましょう。
気温にも注意します。ソフト99は 09507 を、作業に適した気温20℃以上で使うよう案内していて、5℃以下では溶かす反応が著しく落ちるとしています。
5. 付属のブラシ・スポンジと、内容量
ボルト穴やスポークの裏側は、普通の洗車スポンジでは届きにくい場所です。シュアラスターのS-65のように専用のスポンジブラシが付く商品なら、道具を買い足さずに細かいところまで洗えます。シュアラスターは、付属のスポンジがボルト穴にもフィットし、さまざまな形のホイールに合うとしています。ソフト99 09507 には、塗るための筆・カップ・使い捨て手袋(2枚)が付いています。
付属品が無い商品は、やわらかいスポンジやブラシを用意します。トヨタは硬いブラシを使わないよう、シュアラスターは付属のスポンジブラシでも強くこすらないよう(キズの原因)注意しています。泡で洗う道具の選び方は「おすすめの泡洗車グッズ10選」で紹介しています。
内容量は、スポット用のソフト99 09507 の120ml から、プロスタッフ S207 の700ml まであります。プロスタッフ S164 は、400ml で普通車のホイール約16本分としています。こまめに4本を洗うなら、内容量の多いものを選ぶと買い足しが少なく済みます。
この記事の10選の選定基準
- メーカーの公式情報で仕様と注意書きを確かめられる
液性・内容量・成分・使えるホイールと使えないホイール・待つ時間・使い方の注意が、メーカーの公式サイト、取扱説明書、または公式ストア・販売元の公式ストアで確認できること(書かれていない項目は「公式に記載なし」と明記)。自動車のホイールの汚れ(ブレーキダスト・鉄粉・油汚れ・泥)を落とす専用のクリーナーに限った - 汚れの落とし方の違う10本にする
鉄粉を溶かすタイプ(KeePer技研・カーメイト PS62・プロスタッフ S164・SONAX)、油汚れ・泥を落とすタイプ(シュアラスター・カーメイト C21・呉工業 Stoner・プロスタッフ S207・リンレイ)、酸性のスポット用(ソフト99)と、ホイールと汚れに合わせて性格の違う10本にすること - 同じメーカーは2本まで
カーメイトとプロスタッフが2本ずつ、ほかのメーカーは1本ずつ。楽天市場で新品が販売されているものから選んだ
おすすめのホイールクリーナー10選

10本を、5つの基準で点数にして比べました。まずはスコアの表と、「価格と点数で見る10商品」の図を見てみてください。
メカピックスコアの高い10商品
10商品を、ブレーキダスト・汚れの落とし方・使えないホイールの少なさ・作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)・使えるものの広さ・内容量の5つの基準で点数にしました(5点満点)。スコアの高い順に並べています。商品名を押すと、その商品の紹介に移動します。価格や仕様で並べ替えたいときは、下の比較表のボタンを使ってください。
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
10商品の仕様を比較表でチェック
液性・内容量・成分・使えるホイールと使えないホイール・放置時間を、各メーカーの公式ページと取扱説明書で確かめた10本です。
| 商品 | スコア | 購入 | 液性 | 内容量 | 使えるもの | 使えないもの(主なもの) | タイプ | 放置の目安 | 付属品 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4.45 | 弱アルカリ性 | 400ml | アルミ・スチール(メッキは試してから) | 公式に記載なし | 泡スプレー | 3〜5分 | 専用スポンジブラシ | 細かいところまで洗いたい人 | ||
| 4.40 | 弱アルカリ性 | 473ml | 鉄・アルミ・メッキ・純正塗装・タイヤ | 特殊な塗装・コーティングは確認 | ジェル | 公式に記載なし | なし | 使えるホイールの広い1本がほしい人 | ||
| 4.25 | アルカリ性 | 700ml | 国産の塗装されたアルミ・スチール、タイヤ | マグネシウム・メッキ・アルマイト・外国製・コーティング施工・ツヤ消しなど | ジェル | 約1分 | なし | 国産の塗装ホイールを手早く洗いたい人 | ||
| 4.00 | 中性 | 300ml | アルミ(マット・コーティング済みも可) | 公式に記載なし | 液体スプレー | 10〜15秒 | なし | 鉄粉を溶かして落としたい人 | ||
| 4.00 | 中性 | 400ml | アルミ・スチール・輸入車 | メッキ・艶消し・再塗装・鏡面 | ジェル | 1〜3分 | なし | においを抑えて鉄粉を溶かしたい人 | ||
| 3.95 | 弱酸性 | 500ml | アルミ・スチール・クロームメッキ | マット・スパッタリング・マグネシウム・コーティング施工など | 液体スプレー | 3〜5分 | なし | メッキにも使える鉄粉除去がほしい人 | ||
| 3.80 | 中性 | 500ml | アルミ | 鉄・マグネシウム、AMG等、再塗装・マット、スパッタリング等 | 液体スプレー | 2〜3分 | なし | 鉄粉落としと撥水を1本で済ませたい人 | ||
| 3.75 | アルカリ(液性の表記なし) | 450ml | 国産の一般的なホイール | マグネシウム・メッキ・外国製・コーティング面など | フォーム | 公式に記載なし | なし | 国産車でこまめに洗いたい人 | ||
| 3.70 | アルカリ性 | 500ml | アルミ・タイヤ(スチールは要確認) | スパッタリング等のメッキ、AMG等、再塗装・マット | 液体スプレー | 2〜3分 | なし | タイヤも一緒に手早く洗いたい人 | ||
| 2.90 | 酸性 | 120ml | 塗装されたアルミ(スポット用) | 鉄・メッキ・アルマイト・再塗装・マグネシウムなど | 筆で塗る液 | 10分 | 筆・カップ・手袋 | 焼き付いた鉄粉を部分的に落としたい人 |
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
※実売価格は、楽天市場で販売中の商品の税込価格を毎日自動で集めて、いちばん安い価格〜いちばん高い価格を表示しています(表示の日付時点。送料・ポイントは含みません)。楽天市場で価格を確認できない商品は、メーカー公式通販の価格を記載しています。Amazonの価格は各商品のボタンからご確認ください。使えないホイールは主なものだけを載せています。使う前に必ず各商品の取扱説明書を確認してください(2026年10月時点)。
価格と点数で見る10商品
写真の下の金額は、楽天市場の販売価格です(出品が複数あるときはいちばん安いもの)。写真を押すと、商品名・点数・購入先が下に出ます。黄色の輪は「整備士が選ぶ3台」です。
※縦はメカピックスコア(公式の仕様を基準どおりに点数にしたもの)、横は楽天市場の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)で、価格が変わると印の位置が変わる。価格は楽天市場の販売価格(毎日更新)。図は記事のデータから自動で描いています。
シュアラスター ホイールクリーナー 400ml S-65
カーケア用品のシュアラスターの、弱アルカリ性・ノーコンパウンドのホイールクリーナーです。公式は、強力な液剤やコンパウンドを使っていないとしています。泡でブレーキダストやピッチ・タールなどの汚れを浮かせて落とします。
アルミ・スチールのホイールに使え、メッキのホイールは目立たないところで試してから使うよう案内されています。ボルト穴などに届く専用のスポンジブラシが付き、ミントの香りです。スプレーしてから3〜5分おいて洗います。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方4
- 使えないホイールの少なさ5
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)5
- 使えるものの広さ4
- 内容量4
呉工業 Stoner フォーミングジェル ホイールクリーナー 473ml 1734
呉工業が扱うアメリカのブランド「Stoner(ストーナー)」のホイールクリーナーです。密着するジェルが、ブレーキダスト、ロードダスト、グリース、オイル、泥などの汚れを分解して落とします。
弱アルカリ性で、公式は鉄、アルミニウム合金、メッキ、ファクトリー塗装(純正の塗装)など、さまざまなホイールやホイールキャップ、タイヤにも使えるとし、ホイールに影響を与える化学反応を起こさないとしています。においが気にならない無香性です。特殊な塗装やコーティングのホイールは、使う前に確かめてください。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方4
- 使えないホイールの少なさ5
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)4
- 使えるものの広さ5
- 内容量4
プロスタッフ CCウォーターゴールド タイヤ&ホイールクリーナー 700ml S207
プロスタッフの「CCウォーターゴールド」シリーズの、タイヤとホイールを一緒に洗うクリーナーです。700mlと大容量で、スプレーして約1分おき、ホースの水で洗い流します(1分以上は放置しない)。
ただし取扱説明書には、本製品は強力なクリーナーで、マグネシウム・メッキ・アルマイト・ポリッシュ・鏡面仕上げ・特殊な塗装や塗装されていないホイール、外国製ホイール、ワイヤーホイール、コーティング施工ホイールなどには「絶対に使用しないで下さい」とあります。再塗装やツヤ消し塗装のホイール、センターロック方式のホイールにも使えません。使う前に、ホイールの取扱説明書を確かめるか、ホイールメーカーに使えるか確認するよう案内されています。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方4
- 使えないホイールの少なさ3
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)5
- 使えるものの広さ5
- 内容量5
KeePer技研 コーティング専門店のホイールクリーナー 300ml 15006
コーティング専門店のKeePerが販売するホイールクリーナーです。主成分の還元剤チオグリコール酸ナトリウム塩が、鉄のサビ(酸化鉄)と反応して赤紫色の水に溶ける物質になり、ブレーキダストを溶かして落とします。
中性・ノーコンパウンドのアルミホイール用で、公式のよくある質問では、マット塗装やコーティング済みのアルミホイールにも使えるとしています。ホイール周辺の部品を変色させる恐れがない、とも案内されています。スプレーして10〜15秒ほどおき、軽くこすって洗い流します。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方5
- 使えないホイールの少なさ5
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)3
- 使えるものの広さ3
- 内容量3
プロスタッフ グラシアス アイアンリムーバー 400ml S164
プロスタッフの、鉄粉を溶かすジェルのクリーナーです。チオグリコール酸アンモニウムが鉄粉に反応して赤紫色に変わり、においが広がりにくいジェルにしているのが特長です。400mlで、普通車のホイール約16本分です。
アルミ・スチールのホイールや輸入車のホイールに使えますが、メッキ・艶消し・再塗装・鏡面のホイールには使えません。スプレーして1〜3分おいて洗い流します。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方5
- 使えないホイールの少なさ3
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)4
- 使えるものの広さ4
- 内容量4
SONAX エクストリーム ホイールクリーナー 500ml 230200
ドイツのカーケアメーカー・SONAXの「エクストリーム ホイールクリーナー」です。販売元の晴香堂の公式ストアでは、弱酸性で、成分はチオグリコール酸ナトリウム・キレート剤・界面活性剤、ドイツ製とされています。
アルミ・スチール・クロームメッキのホイールに使え、スプレーして3〜5分おいて洗います。マット塗装・スパッタリング・マグネシウム・クリア塗装のないホイールや、プロのコーティング施工をしたホイールには使えません。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方5
- 使えないホイールの少なさ3
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)3
- 使えるものの広さ4
- 内容量5
カーメイト アルミホイール クリーン&コート マグナショット 500ml PS62
カーメイトの、鉄粉を溶かして落とすクリーナーに撥水のコーティングを加えたアルミホイール用の商品です。中性で、成分はチオグリコール酸アンモニウム・非イオン系界面活性剤・シリコーン。スプレーして2〜3分おきます。
ただし、アルミ以外のホイール(鉄・マグネシウムなど)、AMG・SCHNITZER・LORINSER製、再塗装やマット処理などの特殊処理をしたホイール、スパッタリングなどのメッキには使えません。ブレーキキャリパーに液がかかるとサビや変色が起きる場合があるので、よく洗い流します。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方5
- 使えないホイールの少なさ3
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)3
- 使えるものの広さ3
- 内容量5
リンレイ ホイールクリーナー 450ml D-18
リンレイのホイールクリーナーです。成分は非イオン系界面活性剤とアルカリで、ノーコンパウンド・防錆剤配合。たれにくいフォームでホイールに直接吹き付け、汚れを落とします。
リンレイは、マグネシウムホイール、メッキホイール、外国製のホイール、表面が劣化したホイール、コーティング面、プラスチック製のセンターキャップには使わないこと、走行直後や炎天下、ブレーキ部品には使わないこと、使ったあとは低速でブレーキの効きを確かめることを案内しています。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方4
- 使えないホイールの少なさ3
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)4
- 使えるものの広さ4
- 内容量4
カーメイト マルチホイールクリーナー マグナショット 500ml C21
カーメイトの、タイヤとホイールを一緒に洗えるアルカリ性のクリーナーです。成分は非イオン系界面活性剤とケイ酸ナトリウムで、ノーコンパウンド。スプレーして2〜3分おき、やわらかいスポンジで洗います。
使えないホイールはPS62と同じで、スパッタリングなどのメッキ、AMG・SCHNITZER・LORINSER製、再塗装やマット処理などをしたホイールには使えません。なお、公式ページには「スチールホイールにも使える」との記載と「アルミ以外のホイール(鉄など)には使えない」との記載の両方があるため、スチールホイールに使うときはカーメイトに確かめてください。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方4
- 使えないホイールの少なさ3
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)3
- 使えるものの広さ4
- 内容量5
ソフト99 99工房モドシ隊 ホイール鉄粉溶解クリーナー 120ml 09507
ソフト99の「99工房」の、ホイールに焼き付いて固まった鉄粉を溶かすための酸性のクリーナーです。リン酸(20%)とクエン酸を含み、付属の筆で汚れた部分に塗って10分おき、拭き取ってから水でよく洗い流すスポット用です。筆・カップ・手袋が付きます。
公式のよくある質問では、鉄・メッキ・メッキ調塗装・アルマイト・再塗装・マグネシウムのホイールには使えず、ナットやバルブ、ブレーキにも付けないよう案内されています。
- ブレーキダスト・汚れの落とし方5
- 使えないホイールの少なさ2
- 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品)2
- 使えるものの広さ2
- 内容量3
メカピックスコアの付け方
メカピックスコアは、メーカーが公式に公表している仕様だけを使い、整備士が決めた次の5つの基準で1〜5点を付け、重みをかけて平均したものです。実機を使ったテストの結果ではありません。点数は基準どおりに付け、取扱説明書の注意など整備士の判断は、記事の冒頭の「整備士が選ぶ3台」に理由ごと書いています。
| 基準 | 重み | 点数の決め方 |
|---|---|---|
| ブレーキダスト・汚れの落とし方 | 25% | 還元剤(チオグリコール酸塩)や酸で鉄粉を溶かす=5/アルカリ性・弱アルカリ性で油汚れやブレーキダストを落とす=4/それ以外=3 |
| 使えないホイールの少なさ | 25% | 公式の「使えないホイール」の記載がない、または特殊な塗装・コーティングの確認だけ=5/使えない種類が1〜3つ=4/4つ以上=3/酸でスポット用、使えない種類も多い=2 |
| 作業のしやすさ(泡・ジェル・付属品) | 20% | 泡・ジェルで、専用ブラシが付く、またはこすらず水で流せると公式に記載=5/泡・ジェル=4/液体のスプレー=3/筆で塗るスポット用=2 |
| 使えるものの広さ | 15% | アルミ以外のホイールとタイヤにも使える=5/アルミとスチール・メッキなど複数のホイール=4/アルミホイールだけ=3/スポット用=2 |
| 内容量 | 15% | 500ml以上=5/400〜499ml=4/400ml未満=3 |
※スコアは各メーカーの公式ページ・取扱説明書に書かれた仕様(液性・成分、使えないホイール、泡・ジェルなどの形、使えるもの、内容量)だけで付けています(2026年10月時点)。使えないホイールは商品ごとに大きく違うので、点数にかかわらず、使う前に必ず取扱説明書を確かめてください。
車や使い方に合わせて選ぶなら
冒頭の「整備士が選ぶ3台」は、メカピックスコアをもとに、迷ったときにまず選んでほしい3台です。ここでは、乗っている車や使い方がはっきり決まっている人向けに、10商品それぞれが合う人を並べています。
- ホイールを傷めにくい泡で、細かいところまで洗うなら
シュアラスター ホイールクリーナー S-65専用スポンジブラシ付き - いろいろなホイールに使える1本で、タイヤも一緒に洗うなら
呉工業 Stoner ホイールクリーナー鉄・アルミ・メッキ・純正塗装に使える - 国産の塗装されたホイールとタイヤを、大容量で手早く洗うなら
プロスタッフ CCウォーターゴールド タイヤ&ホイールクリーナー S207700ml - ブレーキダストの鉄粉を溶かして落とす(マット塗装・コーティング済みにも)なら
KeePer技研 コーティング専門店のホイールクリーナーマット塗装にも使える - においを抑えながら、鉄粉を溶かして落とすなら
プロスタッフ グラシアス アイアンリムーバー S164鉄粉のにおいが広がりにくいジェル - クロームメッキのホイールにも使える鉄粉除去を選ぶなら
SONAX エクストリーム ホイールクリーナー弱酸性 - 国産の塗装されたアルミホイールで、鉄粉落としと撥水を1本で済ませるなら
カーメイト クリーン&コート マグナショット PS62撥水コートもかかる - 国産車の一般的なホイールを、こまめに洗うなら
リンレイ ホイールクリーナー D-18たれにくいフォーム - タイヤの汚れもホイールと一緒に手早く洗うなら
カーメイト マルチホイールクリーナー マグナショット C21タイヤとホイールを一緒に洗える - 焼き付いて固まった鉄粉を部分的に落とすなら
ソフト99 99工房モドシ隊 ホイール鉄粉溶解クリーナー筆で塗るスポット用
選び方のポイント
まず、自分のホイールの種類(塗装・メッキ・マット・コーティング施工・輸入車用の社外品など)を確かめ、そのホイールに使えると書かれた商品から選びます。使えないホイールは商品ごとに大きく違います。
ふだんの洗車には、使えるホイールの範囲が広い商品が安心です。ブレーキダストの黒ずみが気になるならチオグリコール酸塩の商品(赤紫色に変わるタイプ)を、焼き付いた鉄粉には酸性のスポット用を、使えるホイールを確かめてから使いましょう。
整備士が教えるホイールクリーナーの正しい使い方

洗ったあと、ブレーキの周りに洗剤が残ってサビたりしないか心配です……。

ブレーキ部品に使わないよう案内している商品もあるし、カーメイトはキャリパーに液がかかるとサビや変色が起きる場合があるとしているよ。付けないように気をつけて、かかったらすぐにたっぷりの水で洗い流そう。洗ったあとは低速でブレーキの効きを確かめてね!
洗う前に:ホイールを冷まし、1本ずつ洗う
走ったすぐあとのホイールや、炎天下では使いません。リンレイは部品破損のおそれがあるとして走行直後や炎天下での使用を、シュアラスターとカーメイトはシミの原因になるとして、炎天下やホイールが熱いときの使用を避けるよう案内しています。トヨタも、夏場の走行後や駐車後でホイールが熱いときは洗剤を使わないとしています。
まずはホースの水で砂や泥を流します。シュアラスターは、最初の水洗いにはホイールの温度を下げる役割があるので、入念に行うことをすすめています。砂が乗ったままこすると、キズの原因になります。

ホイールは1本ずつ洗います。カーメイトは、ホイールの状態(表面の劣化)をよく確かめて1本ずつ洗い、1本の洗浄が終わってから次のホイールを洗うよう案内しています。4本にまとめてスプレーすると、待つあいだに液が乾き、シミの原因になります。シュアラスター・カーメイト・リンレイは、いずれも塗布したまま放置しないよう注意しています。
初めて使う商品は、あらかじめ目立たないところで試し、変色や変質がないことを確かめてから使います(カーメイト)。
ホイールを傷めずに洗う5つの手順

各メーカーの取扱説明書に共通する、ホイールを傷めないための洗い方をまとめます。細かな手順と時間は、必ず使う商品の取扱説明書で確かめてください。
- 水で砂や泥を流し、ホイールを冷ます:砂が乗ったままこすると傷がつきます。走行直後の熱いホイールや炎天下では使いません。カーメイトはホイールに水をかけてから、KeePer技研はホイールを水で十分に濡らしてから、スプレーするよう案内しています。
- スプレーして、ラベルの時間だけ待つ(乾かさない):待つ時間は商品で10秒〜10分と違います。KeePer技研はホイール全体にムラなく、シュアラスターは汚れ落ちにムラが出ないようにホイール全体に、スプレーするよう書いています。塗ったまま放置しない、乾かさないことが共通の注意です。
- やわらかいスポンジやブラシでやさしく洗う:力任せにこすらず、浮いた汚れをなでるように落とします。カーメイトは、ブレーキキャリパーの近くを洗うときは、やわらかいスポンジなどに液を付けて洗うよう案内しています。
- たっぷりの水で、ナットの穴やブレーキまわりも洗い流す:カーメイトは、ホイールナットやセンターキャップは洗浄液がたまりやすく、洗ったあとも液だれすることがあるので、水で十分に洗い流すよう書いています。ブレーキまわりに液がかかったときも、すぐに洗い流します。高圧洗浄機を使うときの距離や注意は「おすすめの洗車用高圧洗浄機10選」で解説しています。
- 低速でブレーキの効きを確かめてから走る:リンレイとKeePer技研は、使ったあと低速でブレーキテストをして、制動力を確かめてから運転するよう案内しています。
洗ったあと:水分を拭き取り、ブレーキのようすを確かめる
洗い流したら、水分を拭き取ります。シュアラスターは乾いたタオルなどで、KeePer技研は水分が乾かないうちに、ホイールの水分を十分に拭き取るよう案内しています。足回りを拭くタオルの選び方は「おすすめの洗車タオル10選」で紹介しています。
ブレーキにも気を配ります。カーメイトは、ブレーキローターは十分に洗い流したあともサビが出る場合があるものの、走行するとサビはなくなるとしています。そのうえで、ブレーキに液がかかったときは水で十分に洗い流すこと、初期制動が多少悪くなることがあるので、洗った直後は慎重にブレーキをかけることを注意しています。
ホイールに付いているバランスウェイト(重り)は、カーメイトの商品の液がかかると変色しますが、ブラシなどで軽くこすれば元に戻るとされています。こすったあとは水で十分に洗い流します。
タイヤも一緒に洗う商品では、タイヤのツヤが落ちることがあります。プロスタッフは、S207 で洗って乾いたあとはタイヤ表面のツヤが低下するので、タイヤ専用のコーティング剤を使うよう案内しています。きれいになったホイールを保護したいときは、ホイールにも使える商品を「おすすめの簡易コーティング剤10選」で紹介しています。
落ちない汚れと、ホイールの裏側
1回で落ちないときは、無理にこすらず、手順をくり返します。KeePer技研は、落ちにくい場合はスプレーから洗い流すまでをくり返すよう案内しています。シュアラスターは、ホイールクリーナーで落ちない汚れは、小さくちぎったネンドクリーナーで取るのがおすすめとしています。
焼き付いた鉄粉にソフト99 09507 を使うときは、シャンプー洗車で汚れを落として水滴を拭き取り、ホイールが十分に冷めた状態で、鉄粉が付いたところに筆で液をたっぷり付けます。10分おいてきれいなウエスで拭き取り、取りきれないときはくり返しますが、くり返すのは3回までです。そのあと水で、表面に残った液をスポンジなどでこすりながら完全に流し落とします。ソフト99は、すすぎが十分でないとホイールの白化・変色・シミの原因になる場合があるとしています。
ホイールの奥(裏側)に使うときは、車からホイールを外して作業するよう、ソフト99は案内しています。ジャッキでの車の上げ方は「おすすめの油圧ジャッキ10選」で解説しています。
使ったあとの保管
スプレーのノズルは閉じて、立てて保管します。シュアラスターは噴射口を「×」にして倒れないように立てて、カーメイトはノズルを「OFF」にして液もれを防ぐため立てた状態で保管するよう書いています。
置き場所は、直射日光の当たる所、温度が40℃以上になる所、凍結するおそれのある所を避けます(シュアラスター・カーメイト・ソフト99・リンレイ)。リンレイは、夏期の車内にも置かないよう注意しています。子どもの手の届く所にも置きません(カーメイト・リンレイ・ソフト99)。
手袋をして、風通しのよい場所で使おう
カーメイトは、吸入すると害があるので通気のよい所で使い、皮フの弱い人はかぶれるおそれがあるので保護手袋を使うよう案内しているよ。リンレイも保護手袋などを使い、人に向けてスプレーしないよう書いているんだ。ソフト99の09507は、必ず手袋をして、顔や皮フに液が付かないよう注意してね。
目に入ったり顔に付いたりしたときは、すぐに清水で十分に洗い、異常があれば医師の診察を受けるよう、カーメイトとリンレイは書いているよ。使ったあとは、石けんで手をよく洗おう。

ホイールクリーナーに関するよくある質問
- ボディ用のカーシャンプーでは代用できないのですか?
-
軽い砂ぼこり程度なら「おすすめのカーシャンプー10選」でも落ちますが、ブレーキダストや油汚れはカーシャンプーだけでは落ちにくく、力任せにこすると塗装に傷がつくことがあります。足回りには専用のクリーナーを使い、自分のホイールに使えるかを確かめてから洗いましょう。洗車後の拭き取りには「おすすめの洗車タオル10選」を使い分けるとさらに効果的です。
- 鉄粉除去クリーナーの液が紫色に変わるのはなぜですか?
-
KeePer技研は、主成分の還元剤(チオグリコール酸ナトリウム塩)が鉄のサビ(酸化鉄)と反応すると、赤・紫色の水に溶ける物質になって流れ落ちると説明しています。色が変わるのは、鉄粉と反応しているしるしです。
- マット塗装(つや消し)のホイールに使っても大丈夫ですか?
-
商品によります。コンパウンドが入っていなくても、マット塗装に使えない商品が多くあります(カーメイト PS62・C21、プロスタッフ S207・S164、SONAX)。この記事の10本で、公式にマット塗装に使えると書いているのはKeePer技研のホイールクリーナーです。使う前に、目立たないところで試してください。
- 輸入車のホイールに使えますか?
-
商品によっては使えません。プロスタッフ S207とリンレイ D-18は外国製のホイールに使わないよう、カーメイトはAMG・SCHNITZER・LORINSER製のホイールには使えないと案内しています。輸入車のホイールに使える商品でも、ホイールの取扱説明書やメーカーで確かめてから使いましょう。
- ホイールのコーティングをしていても使えますか?
-
商品によります。KeePer技研はコーティング済みのアルミホイールにも使えるとしていますが、プロスタッフ S207はコーティング施工ホイールに、リンレイ D-18はコーティング面に、SONAXはプロのコーティング施工をしたホイールに使えないとしています。コーティングをしたホイールには、使えると書かれた商品を選んでください。
- スチール(鉄)のホイールにも使えますか?
-
商品によります。シュアラスター S-65 はアルミ・スチールのホイールに、呉工業 Stoner は鉄のホイールに、プロスタッフ S164 と SONAX はスチールのホイールに使えるとしています。一方、カーメイト PS62 はアルミ以外のホイール(鉄など)には使えず、ソフト99 09507 も鉄のホイールには使えません。カーメイト C21 は、公式ページに「スチールホイールにも使える」との記載と「アルミ以外のホイール(鉄など)には使えない」との記載の両方があるため、スチールホイールに使うときはカーメイトに確かめてください。
- タイヤにかかっても大丈夫ですか?
-
タイヤにも使えると書かれている商品(カーメイト C21・呉工業 Stoner・プロスタッフ S207)なら、タイヤも一緒に洗えます。ただし、プロスタッフは S207 で洗ったあとはタイヤ表面のツヤが低下するので、タイヤ専用のコーティング剤を使うよう案内しています。タイヤ用と書かれていない商品は、シュアラスターのように、タイヤやボディに付いたらすぐに拭き取るよう注意しているものがあります。
- ボディやホイールナットに液がかかってしまったら、どうすればいいですか?
-
すぐに洗い流します。カーメイトは、ボディ・バンパーなどアルミホイール以外の場所にかかった場合は、すぐに水で洗い流すよう案内しています。ソフト99の09507は、ブレーキパーツ類・ホイールセンターキャップ・ホイールナット・エアーバルブ・ボディなどに液が付いたら、すぐにウエスで拭き取り、多量の水で洗い流すよう書いています。ナットやセンターキャップは液がたまりやすいので(カーメイト)、最後にもう一度水をかけておきましょう。
まとめ|ホイールクリーナーは「自分のホイールに使えるか」と「汚れの種類」で選ぼう
ホイールクリーナーは、液性や形よりも先に、自分のホイールに使えるかを確かめることが大切です。メッキ・マット塗装・外国製・コーティング施工などのホイールには使えない商品が多く、使えないホイールは商品ごとに大きく違います。車の取扱説明書に洗剤の注意があるときは、それにも合わせましょう。
使えるホイールの範囲が広い商品をふだんの洗車に使い、ブレーキダストの黒ずみや焼き付いた鉄粉には、使えることを確かめたうえで専用の商品を組み合わせましょう。ボディの洗車は「おすすめのカーシャンプー10選」、拭き取りは「おすすめの洗車タオル10選」も参考にしてください。
整備士のおすすめ|こんな人なら、この商品
ホイールを傷めにくい泡で、細かいところまで洗うなら
ホイールを傷めにくい泡で、ボルト穴まで細かく洗いたい人
いろいろなホイールに使える1本で、タイヤも一緒に洗うなら
いろいろなホイールに使える1本で、タイヤも一緒に洗いたい人
ブレーキダストの鉄粉を溶かして落とす(マット塗装・コーティング済みにも)なら
ブレーキダストの鉄粉を溶かして落としたい人、マット塗装やコーティング済みのホイールの人
- 自分のホイールの種類(メッキ・マット・コーティング施工・輸入車用など)を確かめる
- 取扱説明書の「使えないホイール」を見て、使える商品から選ぶ
- ホイールが熱いときや炎天下では使わず、水で冷ましてから作業する
- ラベルの時間を守り、1本ずつ「スプレー・洗う・洗い流す」を終わらせる
- ブレーキまわりに液を残さず、洗ったあとは低速でブレーキの効きを確かめる
洗車に必要な道具と洗う順番をまとめて見たいときは、「洗車の道具リスト」も参考にしてください。
※本記事の価格・商品情報は2026年10月時点のものです。最新の情報は各メーカー・販売元の公式サイトをご確認ください。使用前には必ず各製品の取扱説明書および注意書きをお読みいただき、目立たない箇所で試してからご使用ください。仕様と使い方の注意は各メーカーの公式サイト・取扱説明書・公式ストア、ホイールの洗い方の注意はトヨタの洗車のよくある質問にもとづいています。
※この記事で紹介している商品の写真・価格・購入リンクは、2026年11月6日に確認しています(毎日自動で確認。楽天市場・Amazonの価格も毎日更新)。
※Amazon の価格および在庫状況は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で Amazon.co.jp に表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
