
自動車屋の現役整備士が選ぶ!おすすめの電動ポリッシャー10選

開催中楽天お買い物マラソン11月11日 1:59まで
この記事の商品も、期間中はセールの対象になっていることがあります。セールの価格は、各商品の「楽天市場」のボタンの先でご確認ください。
開催中AmazonスマイルSale11月12日 23:59まで
この記事の商品も、期間中はセールの対象になっていることがあります。セールの価格は、各商品の「Amazon」のボタンの先でご確認ください。
洗車をしても、ボディのくすみや水垢、細かい洗車傷が残っている——。手で磨くのは大変なので、電動ポリッシャーを使ってみたいと考える人も多いと思います。ただ、ポリッシャーは研磨剤で塗装の表面を磨く道具なので、動き方を選び間違えると磨き跡(オーロラマーク)が出やすくなったり、強く押し付けると塗装にキズを付けたりすることがあります。
また、同じ「ポリッシャー」でも、バフや研磨剤まで付いて届いた日に磨けるものと、本体だけでバフ・電池を別にそろえるものがあり、付属品の差がとても大きい道具です。
この記事では、京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会の整備士が、電動ポリッシャーの選び方と、メーカーの公式情報で仕様を確かめた性格の違うおすすめの10選をご紹介します。初めてでも扱いやすい動き方、重さ・速さの調整・付属品の違い、塗装を傷めない磨き方の注意もあわせて解説します。

洗車のあとに、ボディをピカピカに磨いてみたいんです。でも、電動ポリッシャーって種類が多くて、どれが自分に使えるのか分からなくて…。

大丈夫だよ。動き方と、バフや研磨剤が付いてくるかを見れば選べるよ。この記事で順番に説明するね。

この記事の監修者

浅田 武生浅田自動車商会 整備士
京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会で整備歴30年の整備士。メカピックでは、紹介するカー用品の選定と記事の内容を、整備の現場の視点から確認しています。
この記事でわかること
- 電動ポリッシャーでできることと、ダブルアクション・ギヤアクション・回転式(シングルアクション)の違い
- 動き方・速さの調整・重さ・付属品・電源から見る選び方
- 公式の仕様で確かめた、性格の違うおすすめの10選と比較表
- 塗装を傷めない磨き方と、つや消し塗装を磨かない理由
整備士が選ぶ3台|迷ったらこの中から
迷ったらこれバフと研磨剤まで付いて、届いた日から磨ける
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.80/ 5
パッドが回転しながら偏心運動するダブルアクション(オービット径5mm)で、京セラは本体を押さえつける必要がなく扱いやすいと説明しています。スポンジバフ・手掛けバフ・自動車用艶出し剤(超微粒子コンパウンド)・クロスが付き、回転数はダイヤルで調節できます。重さは1.5kg、コードは5mです。
京セラ ダブルアクションポリッシャー APED130KTの詳しい紹介を見る
コードを気にせず、電池と充電器も付いたセットで始めたいなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.20/ 5
京セラの18Vの充電式で、電池パック(1,500mAh)と充電器、ポリッシングスポンジが付きます。ダブルアクション(オービット径5mm)で、ダイヤルで無段階に速さを変えられ、車の磨きには「3〜4」を推奨。1回の充電でダイヤル4のとき約14分、重さは電池込みで1.8kgです。研磨剤は別に用意します。
京セラ 充電式サンダポリッシャー BRSE-1800L1の詳しい紹介を見る
手頃な価格で、オービット径15mmのダブルアクションを使いたいなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア3.65/ 5
アストロプロダクツが「暴れにくく、初心者でも扱いやすい」と説明する、オービット径15mmのダブルアクションです。回転数はダイヤル6段階、コードは5m。公式通販の価格は16,390円です。バフ類は付かないので、呼び径125mmのバフとコンパウンドを別に用意します。定格使用時間は20分です。
アストロプロダクツ AC100V ダブルアクションポリッシャーの詳しい紹介を見る
※京セラの2台に続く3台目は、同じ点数のアストロプロダクツ AC100V と DC10.8V のうち、AC100V を選びました。DC10.8V は本体のみで、電池・充電器・バフを別にそろえる必要があり、公式通販の電池付きのセットは2026年10月28日時点で在庫がなかったためです。マキタ PO5000C は傷取りと仕上げを1台で切り替えられる一方、パッドが別販売品で重さも2.8kgあるため、初めての3台には入れていません。HiKOKI SP18VB は回転式で、初めての人には勧めていません。
電動ポリッシャーとは?手で磨くのとの違い

ポリッシャーは、バフと研磨剤で塗装の表面を削ってつやを出す道具だよ。動き方が3種類あるから、まずその違いを知っておこうね。
バフと研磨剤で塗装の表面を磨き、つやを出す道具
電動ポリッシャーは、先端のパッドにスポンジやウールなどのバフを付け、コンパウンド(研磨剤)やワックスをのせて、塗装の表面を機械で磨く道具です。京セラは APED130KT のパンフレットで、ボディーの水垢、太陽光線にあたると見えるギラつきやオーロラマーク、ヘッドライトのくすみなどを手軽に除去できるとしています。マキタも PO5000C で、傷取り・仕上げと、ワックスの塗布・つや出しを、動き方を切り替えて使い分けると説明しています。
手で磨くのと同じく、コンパウンドで磨くことは塗装の表面を削ることです。ソフト99は手磨き用のコンパウンドの使用上の注意で「研磨剤ですからみがき過ぎると下地が出ますので注意して下さい」と書いています。機械は手より速く磨けるぶん、押し付け方や同じ場所にかける時間に気をつける必要があります(後の節で解説します)。
動き方は「ダブルアクション」「ギヤアクション」「回転式(シングルアクション)」
ダブルアクションは、パッドが回転しながら偏心運動(パッドの中心が小さな円を描く動き)をするタイプです。マキタは「偏心運動+ランダム回転」で、負荷に応じてパッドがランダムに回ると説明しています。アストロプロダクツは、回転で磨くシングルアクションと同じ条件で比べると研磨力が低く、短時間で磨く作業には向かない一方、目消しや艶出しといった仕上げに適していて、「暴れにくく、初心者でも扱いやすい」としています。京セラも、シングルアクションに比べ研磨力は弱いものの、オーロラマークを消すことができ、本体を押さえつける必要がないため扱いやすいと書いています。
ギヤアクションは、偏心運動に、パッドを強制的に回す動きを組み合わせたタイプです。マキタは「偏心運動+強制回転」で、負荷がかかってもパッドが強制的に回転し、傷取り・仕上げ作業に向くとしています。ソフト99は、ギアアクションは「しっかりした研削力」があり、単一回転のシングルアクションと比べてバフ目・オーロラマーク(回転状のキズ模様)が出にくいと説明しています。
回転式(シングルアクション)は、パッドが一つの方向に回るだけのタイプです。ソフト99は「研削力が大きすぎる単一回転のシングルアクション」と書き、アストロプロダクツは自社のシングルアクションポリッシャーについて、片手では回転の反動を支えきれないおそれがあるため、ハンドルとグリップをしっかり握って使うよう注意しています。

洗車の次の一歩:洗う→磨く→守る
ポリッシャーで磨く前には、ボディを洗って砂やほこりを落とします。プロスタッフは、砂やほこりが付いたまま磨くとボディーを傷める可能性があるため、シャンプーで洗ったあと水滴までしっかり拭き上げてから磨くよう案内しています。洗い方は「おすすめのカーシャンプー10選」、拭き上げは「おすすめの洗車タオル10選」で詳しく解説しています。
磨いたあとの塗装は、ワックスやコーティング剤で守ります。京セラの APED130KT に付く自動車用艶出し剤のように、磨きと撥水を一度にするものもありますが、手で塗るコーティング剤の選び方は「おすすめの簡易コーティング剤10選」を参考にしてください。
整備士が教える電動ポリッシャーの選び方 5つのポイント

電動ポリッシャーがあれば、私でもすぐに洗車傷を消せるようになりますか?

ポリッシャーは塗装を削る道具だから、最初はダブルアクションで、研磨力の弱いバフとコンパウンドから始めてね。重さと付属品も、選ぶときの大事なポイントだよ。

傷を消す力より先に、扱いやすさを見るんですね!
1. 初めてなら、ダブルアクション(偏心運動)を選ぶ
この記事の10台のうち、京セラ・アストロプロダクツ・プロスタッフ P219・RUPES は、公式にダブルアクション(RUPES はランダムオービタル)と書かれたものです。マキタの2台は、ギヤアクションとダブルアクションを切り替えられます。プロスタッフ P194 は「Wアクシス構造」による「異なる2つの運動メカニズム」と説明しています。HiKOKI の SP18VB だけは、偏心運動の記載がない回転式です。
偏心の大きさ(オービット径)は、京セラの2台が5mm、アストロプロダクツの充電式が8mm、アストロプロダクツの AC100V と RUPES が15mmです(マキタ・プロスタッフは公式に記載なし)。京セラは BRSE-1800L1 について、偏芯量を5mmと大きくして高い研磨力にしたと説明しています。アストロプロダクツは、初心者は研磨力の低いバフ類・コンパウンドを使い、目立ちにくい場所で磨きに慣れるようすすめています。
2. 回転数を変えられるか(ダイヤル・無段階)
京セラは APED130KT に「磨きにあわせた作業ができる回転数調節ダイヤル」を付けていて、作業に合わせて速さを変えられます。京セラの2台と HiKOKI はダイヤルで無段階に、マキタの2台はダイヤルで最高回転数を決めてトリガの引き加減で細かく調整できます。アストロプロダクツの2台はダイヤルで6段階、プロスタッフ P219 は8段階です。京セラは BRSE-1800L1 で、車の磨き作業には扱いやすいダイヤル「3〜4」を推奨しています。
プロスタッフ P194 は最大回転数(3,800回/分)だけが書かれていて、速さの調整は公式に記載がありません。なお、マキタは取扱説明書で、低回転で長い時間の連続作業はモータに無理がかかり焼損の原因になると注意しています。
3. 重さは、電池を付けた状態で比べる
ボディの側面やルーフを磨くときは、本体を支え続けることになるので、重さも使いやすさにかかわります。この記事の10台の公式の重さは、京セラ APED130KT の1.5kgから、マキタ PO500D のバッテリ込み3.4kgまでです。
充電式は、電池を付けた状態の重さで比べましょう。京セラ BRSE-1800L1 の1.8kg、マキタ PO500D の3.4kgは電池込みの値です。アストロプロダクツの DC10.8V は本体が約1kg(電池を含まない)で、10.8V の電池(2.0Ah)が180gなので、合わせて約1.2kgです。プロスタッフ P219 の1,487gは、電池を含むかが公式に書かれていません。また、アストロプロダクツの AC100V の2.2kgは、パッド・ハンドル・電源コードを含まない値です。

4. 届いた日に磨けるか:バフ・研磨剤・電池が付くか
ポリッシャーは、付属品の差がとても大きい道具です。京セラ APED130KT は、スポンジバフ・手掛けバフ・自動車用艶出し剤(超微粒子コンパウンド)・マイクロファイバークロスまで付く「車磨き専用キット付」です。プロスタッフは P194 にバフ2枚、P219 にバフ3種を付けています(P194 のワックス、P219 の電池は別売)。京セラ BRSE-1800L1 は、電池パック・充電器とポリッシングスポンジが付きます。
一方、マキタの2台・アストロプロダクツの2台・HiKOKI・RUPES(本体だけのキット)は、バフが付きません。パッドの大きさに合うバフ(アストロプロダクツの AC100V は呼び径125mm、DC10.8V は150mm)と、コンパウンドを別に用意します。研磨剤は、ポリッシャー用に作られたものを選びましょう。たとえばソフト99の「PREMIUM GLOSS コンパウンド 小キズ取り」は、機械研磨に適した配合で焼きつきを起こしにくいと説明されています。
5. コードの長さか、電池で何分使えるか
コード式は、コードの長さを確かめましょう。この記事のコード式の6台は、4台が5m、RUPES が9m(本国の公式サイトの値)で、プロスタッフ P194 は1mです。プロスタッフは、コードがボディに触れないよう肩にかけて使うよう案内しています。マキタは、充電式の PO500D について、コードが無いのでコードによる傷つきも防げるとしています。
充電式は、1回の充電で使える時間の目安を見ます。京セラ BRSE-1800L1 は車の磨きでダイヤル4のとき約14分(付属の1,500mAh の電池パック)、マキタ PO500D は通常モードで約15分・仕上げモードで約30分(マキタは参考値としています)です。アストロプロダクツの DC10.8V とプロスタッフ P219 は、1回の充電で使える時間が公式に書かれていません。なお、アストロプロダクツは「定格使用時間」を AC100V で20分、DC10.8V で30分としていて、これを守って使うよう求めています。

この記事の10選の選定基準
- メーカーの公式情報で仕様を確かめられる
動き方・電源・回転数・重さ・付属品が、メーカーの公式サイト・取扱説明書・パンフレット、または公式通販(海外ブランドは本国の公式サイト)で確認できること(書かれていない項目は「公式に記載なし」と明記)。電動ポリッシャー(ポリッシャ・サンダポリッシャー)として売られているものに限り、木工・金属の研磨用のサンダーは対象外 - 楽天市場で新品が販売されている
2026年10月28日に楽天市場で販売中であること(商品名に「欠品」「予約」「入荷予定」「取り寄せ」が入った出品は数えない) - 性格の違う10台にする
同じメーカーは2台までとし、「車磨き専用キット付き」「電池付きのコードレス」「手頃なオービット径15mm」「いちばん軽いコードレス」「傷取りと仕上げの切り替え」「マキタ18Vのコードレス」「ワックスがけ用」「バフ3種付きのコードレス」「回転式(シングルアクション)」「海外のポリッシャーメーカー」と、使う人に合わせて性格の違う10台にすること
おすすめの電動ポリッシャー10選

10台を、5つの基準で点数にして比べました。まずはスコアの表と、「価格と点数で見る10商品」の図を見てみてください。
メカピックスコアの高い10商品
10商品を、初心者の扱いやすさ(動き方)・速さの調整・軽さ(電池を付けた状態)・届いた日に磨けるか(付属品)・取り回し(電源・作業時間)の5つの基準で点数にしました(5点満点)。スコアの高い順に並べています。商品名を押すと、その商品の紹介に移動します。価格や仕様で並べ替えたいときは、下の比較表のボタンを使ってください。
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
10商品の仕様を比較表でチェック
| 商品 | スコア | 購入 | 動き方(オービット径) | 電源 | パッド径 | 回転数(公式) | 速さの調整 | 重さ(公式) | バフ・研磨剤が付くか | 電池・充電器 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4.80 | ダブルアクション(5mm) | AC100V・コード5m | 123mm | 6,000〜12,000回/分 | ダイヤル(無段変速) | 1.5kg | バフ2種・艶出し剤(超微粒子コンパウンド)が付く | 不要(コード式) | 初めての1台 | ||
| 4.20 | ダブルアクション(5mm) | 充電式18V(1,500mAh) | 123mm | 6,500〜9,000回/分 | ダイヤル(無段階) | 1.8kg(電池込み) | スポンジ1枚が付く(研磨剤は別売) | 付く | コードレスで始めたい人 | ||
| 3.65 | ダブルアクション(15mm) | AC100V・コード5m | 125mm | 2,200〜5,300回/分 | ダイヤル6段階 | 2.2kg(パッド・ハンドル・コードを含まない) | 付かない(別売) | 不要(コード式) | 手頃に15mmを使いたい人 | ||
| 3.65 | ダブルアクション(8mm) | 充電式10.8V(電池は別売) | 150mm | 2,500〜5,000回/分 | ダイヤル6段階 | 約1kg(電池を含まない)+電池180g | 付かない(別売) | 別売 | 軽さを優先したい人 | ||
| 3.60 | ギヤ/ダブルの切り替え(オービット径は記載なし) | AC100V・コード5m | 125mm | 0〜6,800回/分 | ダイヤル+トリガ | 2.8kg | 付かない(パッドは別販売品) | 不要(コード式) | 傷取りと仕上げを1台で | ||
| 3.50 | ダブルアクション(15mm) | AC・コード9m(本国の値) | 125mm | 3,000〜5,200回/分 | 速度調整あり(段数は記載なし) | 2.35kg | キットにより違う(STD は付かない) | 不要(コード式) | 本格的に仕上げたい人 | ||
| 3.45 | ダブルアクション(オービット径は記載なし) | 充電式18V(マキタタイプ電池対応) | 記載なし | 記載なし | 8段階 | 1,487g(電池を含むかは記載なし) | バフ3種が付く | 電池は別売(充電器の記載なし) | バフ3種付きのコードレス | ||
| 3.40 | ギヤ/ダブルの切り替え(オービット径は記載なし) | 充電式18V(PO500DZ は電池別売) | 125mm | 通常0〜6,800・仕上げ0〜5,200回/分 | ダイヤル+トリガ | 3.4kg(電池込み) | 付かない(パッドは別売) | 別売(PO500DRG は付く) | マキタ18Vの電池がある人 | ||
| 3.15 | Wアクシス構造(2つの運動) | AC100V・コード1m | 152mm | 最大3,800回/分 | 記載なし | 1,860g | バフ2枚が付く(ワックスは別売) | 不要(コード式) | ワックスがけを楽にしたい人 | ||
| 2.80 | 回転式(シングルアクション) | AC100V・コード5m | 150mm(180mmも可) | 600〜2,000回/分 | ダイヤル(無段変速) | 2.2kg | 付かない(パットだけ付く) | 不要(コード式) | 回転式に慣れた人 |
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
※実売価格は、楽天市場で販売中の商品の税込価格を毎日自動で集めて、いちばん安い価格〜いちばん高い価格を表示しています(表示の日付時点。送料・ポイントは含みません)。楽天市場で価格を確認できない商品は、メーカー・販売元の公式通販の価格を記載しています。Amazonの価格は各商品のボタンからご確認ください。比較表の「価格(公式・税込)」は、メーカー希望小売価格・標準小売価格(税別の表示は税込に換算)、またはメーカーの公式通販の価格です(2026年10月28日時点)。重さは各メーカーの公表値で、電池を含むかどうかを書き添えています。RUPES の仕様はイタリア本国の公式サイトの値です。
価格と点数で見る10商品
写真の下の金額は、楽天市場の販売価格です(出品が複数あるときはいちばん安いもの)。写真を押すと、商品名・点数・購入先が下に出ます。黄色の輪は「整備士が選ぶ3台」です。
※縦はメカピックスコア(公式の仕様を基準どおりに点数にしたもの)、横は楽天市場の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)で、価格が変わると印の位置が変わる。価格は楽天市場の販売価格(毎日更新)。図は記事のデータから自動で描いています。
京セラ ダブルアクションポリッシャー APED130KT
京セラ(旧リョービの電動工具を手がける京セラインダストリアルツールズ)の、車磨き専用キット付きのダブルアクションポリッシャーです。パッドが回転しながら偏心運動する動き方で(オービット径5mm)、京セラはパンフレットで、シングルアクションに比べ研磨力は弱いものの、オーロラマークを消すことができ、本体を押さえつける必要がないため扱いやすいと説明しています。
スポンジバフ(外径150mm・マジック式)、手掛けバフ、自動車用艶出し剤(超微粒子コンパウンド・100ml)、マイクロファイバークロス、収納バッグが付いていて、届いた日から磨き始められます。回転数は回転数調節ダイヤルで6,000〜12,000回/分(パンフレットに「無段変速」の表示)、重さは1.5kg、電源コードは5mです。パンフレットには、鉄粉や虫の死骸、ピッチ・タールなどは磨く前に取り除くよう注意が書かれています。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整5
- 軽さ(電池を付けた状態)5
- 届いた日に磨けるか(付属品)5
- 取り回し(電源・作業時間)4
京セラ 充電式サンダポリッシャー BRSE-1800L1
京セラの18Vの充電式サンダポリッシャーで、電池パック(1,500mAh)と充電器が付くセットです。パンフレットでは「ムラなくキレイに仕上がるダブルアクション」とし、オービット径は5mm。ダイヤルで6,500〜9,000回/分のあいだを無段階に調節でき(目安として1〜6の表示)、車の磨き作業には扱いやすい「3〜4」を推奨しています。
1回の充電で磨ける時間の目安は、ダイヤル4で約14分(1,500mAh の電池パック・周囲温度20℃)。重さは電池パックを付けて1.8kgで、回転が少しずつ上がるソフトスタートも付いています。付属のバフはポリッシングスポンジ1枚で、研磨剤(京セラの自動車用艶出し剤など)は別売です。別販売品のペーパーを付ければ、木材などの研磨にも使えます。電池・充電器の付かない本体のみ(BRSE-1800)もあります。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整5
- 軽さ(電池を付けた状態)4
- 届いた日に磨けるか(付属品)3
- 取り回し(電源・作業時間)4
アストロプロダクツ AC100V ダブルアクションポリッシャー
工具の専門店アストロプロダクツの、オービット径15mmのダブルアクションポリッシャーです。アストロプロダクツは、回転で磨くシングルアクションと同じ条件で比べると研磨力は低く、短時間で磨く作業には向かないものの、目消しや艶出しといった仕上げに適していて、「ダブルアクションなので暴れにくく、初心者でも扱いやすい」と説明しています。
回転数はダイヤルで6段階(2,200〜5,300回/分)、消費電力750W、コードは5mで、D形ハンドルとサイドハンドルが付きます。バフ類は付属しないので、呼び径125mmのバフとコンパウンドを別に用意します。定格使用時間は20分で、重さは2.2kg(パッド・ハンドル・電源コードを含まない)です。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整4
- 軽さ(電池を付けた状態)3
- 届いた日に磨けるか(付属品)2
- 取り回し(電源・作業時間)4
アストロプロダクツ DC10.8V 充電式ダブルアクションポリッシャー(本体のみ)
アストロプロダクツの10.8Vシリーズの電池で動く、充電式のダブルアクションポリッシャーです。本体の重さは約1kg(電池を含まない)、10.8V の電池(2.0Ah)は180gで、電池を付けても約1.2kgと、この10台でいちばん軽い1台です。パッド径は150mm、オービット径は8mm、回転数はダイヤルで6段階(2,500〜5,000回/分・500回/分刻み)で、電池の残量を手元で確かめられるインジケーターが付いています。
この記事で紹介するのは本体のみで、電池・充電器・バフは別に用意します(バフは呼びサイズΦ150mm)。公式通販には電池セット(10,439円)と電池+充電器のセット(12,628円)もありますが、2026年10月28日時点では在庫がありませんでした。定格使用時間は30分です。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整4
- 軽さ(電池を付けた状態)5
- 届いた日に磨けるか(付属品)1
- 取り回し(電源・作業時間)3
マキタ ランダムオービットポリッシャ PO5000C
電動工具のマキタの、ギヤアクションとダブルアクションを切り替えられるランダムオービットポリッシャです。ギヤアクション(強制回転駆動)は偏心運動+強制回転で、負荷がかかってもパッドが強制的に回り、マキタは傷取り・仕上げ作業向けとしています。ダブルアクション(フリー回転駆動)は偏心運動+ランダム回転で、ワックスの塗布・つや出し向けです。
スピード調整ダイヤルで最高回転数を決め、トリガの引き加減で細かく制御でき(0〜6,800回/分)、消費電力900W・コード5m・重さ2.8kgです。標準付属品はパッド125・六角棒スパナ・サイドグリップで、ウール・スポンジ・フェルトのパッドは別販売品です。取扱説明書では、粗仕上げはウールパッド、仕上げはスポンジパッドを使うよう案内しています。オービット径は日本の公式ページ・取扱説明書に記載がありません。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整5
- 軽さ(電池を付けた状態)2
- 届いた日に磨けるか(付属品)2
- 取り回し(電源・作業時間)4
RUPES BigFoot LHR15 Mark V
イタリアのポリッシャーメーカー RUPES(ルペス)の、オービット径15mmのランダムオービタル(ダブルアクション)ポリッシャー「BigFoot LHR15 Mark V」です。RUPES の公式サイト(イタリア本国)では、パッド径125mm、消費電力500W、回転数3,000〜5,200回/分(速度調整あり)、重さ2.35kg、電源コード9mとしています。歯車に複合素材を使い、従来モデルより振動と騒音を抑え(騒音は47%減)、重心を13mm下げたと説明しています。
日本語の公式ページと日本の公式価格は無く、上の仕様は本国サイトの値です。日本で売られている100V版と同じかは、公式では確かめられていません(RUPES の公式の販売店一覧には、日本の4社が載っています)。本体だけのキット(STD)のほか、バフ2種・コンパウンド2種・クロス2枚などが付くキット(BAS)、さらに多くのバフが付くキット(LUX)があります。本国サイトの保証は、購入後すぐに登録すると5年です(日本での扱いは公式で確認できません)。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整3
- 軽さ(電池を付けた状態)3
- 届いた日に磨けるか(付属品)2
- 取り回し(電源・作業時間)4
プロスタッフ モンスター グラブポリッシュ P219
プロスタッフの、2026年10月発売の18Vのコードレスポリッシャーです。プロスタッフは「ボディーのキズ取りから鏡面磨きまで」スピーディーに仕上がるとし、ダブルアクションによる2つの遠心運動と、8段階の速度調整で、場面や施工面に合わせて磨けると説明しています。マイクロファイバー・ハードスポンジ・ソフトスポンジの3種のバフが付き、デジタル表示パネルで速度とバッテリー残量が分かります。
電池は「マキタタイプ18Vリチウムイオンバッテリー対応」で、バッテリーは付属しないので別に買う必要があります(充電器の記載もありません)。製品重量は1,487gですが、電池を含むかは公式に書かれていません。パッド径・オービット径・回転数の数値・1回の充電で使える時間も、公式に記載がありません。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整4
- 軽さ(電池を付けた状態)3
- 届いた日に磨けるか(付属品)2
- 取り回し(電源・作業時間)3
マキタ 充電式ランダムオービットポリッシャ PO500DZ(本体のみ)
PO5000C と同じくギヤアクションとダブルアクションを切り替えられる、マキタの18Vの充電式ランダムオービットポリッシャです。通常モードに比べてムラの出にくい「仕上げモード」が付き、1回の充電で作業できる時間は、通常モードで約15分、仕上げモードで約30分です(マキタは参考値としています)。マキタは、コードが無いので、コードによる傷つきも防げるとしています。
回転数は通常0〜6,800回/分・仕上げ0〜5,200回/分で、ダイヤル+トリガで変速します。重さはバッテリを含めて3.4kgです。この記事で紹介するのは本体のみの PO500DZ(バッテリ・充電器は別売)で、マキタの18Vバッテリは350モデル以上の製品に共通で使えると公式は説明しています。バッテリ BL1860B(6.0Ah)×1本と充電器 DC18RF が付く PO500DRG もあります。ウール・スポンジのパッドは別売です。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)5
- 速さの調整5
- 軽さ(電池を付けた状態)1
- 届いた日に磨けるか(付属品)1
- 取り回し(電源・作業時間)5
プロスタッフ シャインポリッシュ AC100V 1M P194
カー用品メーカーのプロスタッフの、ワックスがけのための電動ポリッシャーです。家庭のコンセント(AC100V)から電源をとり、プロスタッフは「Wアクシス構造」による「異なる2つの運動メカニズム」で、均一なワックスがけができると説明しています。最大回転数は3,800回/分、消費電力は60W、パッドの直径は152mmです。
ワックス掛け用バフと仕上げ用バフが1枚ずつ付きますが、ワックスは別売です。プロスタッフは専用品として、洗浄成分とコンパウンド配合の「S133 シャインポリッシュワックス」と、ノーコンパウンドの「S178 シャインポリッシュコーティング」を案内しています。電源コードは1mなので、車まで届くかを先に確かめておきましょう。使うときは、コードがボディに触れないよう肩にかけ、力を入れすぎず「軽く支える程度」で滑らせます。重さは1,860gです。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)4
- 速さの調整1
- 軽さ(電池を付けた状態)4
- 届いた日に磨けるか(付属品)4
- 取り回し(電源・作業時間)2
HiKOKI 電子ポリッシャ SP18VB
電動工具メーカー HiKOKI(ハイコーキ)の「電子ポリッシャ」です。この10台の中で唯一、偏心運動の記載がなく、パッドの回転数(600〜2,000回/分)だけが書かれた回転式(いわゆるシングルアクション)です。消費電力は1,010Wで、パットは150mm(標準)と180mmが使えます。ダイヤル式の無段変速と、負荷をかけても回転が下がりにくい定速度制御が付き、重さは2.2kg、コードは5mです。
回転式は扱いに慣れが要ります。ソフト99は「研削力が大きすぎる単一回転のシングルアクション」と書き、アストロプロダクツは自社のシングルアクションポリッシャーの注意として、片手では回転の反動を支えきれないおそれがあるため、ハンドルとグリップをしっかり握るよう求めています。京セラも、ダブルアクションは研磨力が弱いかわりにオーロラマークを消せて扱いやすいと説明しています。初めての人は、ダブルアクションから選ぶのがおすすめです。標準付属品は150mm面ファスナーパット(マジック式)とサイドハンドルで、バフは別に用意します。
- 初心者の扱いやすさ(動き方)1
- 速さの調整5
- 軽さ(電池を付けた状態)3
- 届いた日に磨けるか(付属品)2
- 取り回し(電源・作業時間)4
メカピックスコアの付け方
メカピックスコアは、メーカーが公式に公表している仕様だけを使い、整備士が決めた次の5つの基準で1〜5点を付け、重みをかけて平均したものです。実機を使ったテストの結果ではありません。点数は基準どおりに付け、取扱説明書の注意など整備士の判断は、記事の冒頭の「整備士が選ぶ3台」に理由ごと書いています。
| 基準 | 重み | 点数の決め方 |
|---|---|---|
| 初心者の扱いやすさ(動き方) | 25% | 公式にダブルアクション(偏心運動+回転・ランダムオービタル)と記載、または切り替えでダブルアクションを選べる=5/「2つの運動」など偏心の動きを説明しているが、ダブルアクションの名称なし=4/ギヤアクションだけ=3/動き方の記載なし=2/回転だけ(回転式・シングルアクション)=1 |
| 速さの調整 | 15% | 無段階に調整できる(ダイヤル式の無段階、またはダイヤル+トリガ)と公式に記載=5/ダイヤルなどで6段階以上=4/速度調整ありとだけ記載(段数・方式の記載なし)=3/2〜5段階=2/速さの調整の記載なし=1 |
| 軽さ(電池を付けた状態) | 20% | 公式の重さが1.5kg以下=5/2.0kg以下=4/2.5kg以下=3/3.0kg以下=2/3.0kgを超える=1。充電式は電池を付けた状態で比べ、電池を含まない重さしか無いものは公式の電池の重さを足す。電池込みの重さを公式の値で出せないもの=3 |
| 届いた日に磨けるか(付属品) | 20% | バフと研磨剤(艶出し剤・コンパウンド)が付き、そのまま磨ける=5/バフが2種以上付き、そのまま磨ける(研磨剤は別に買う)=4/バフが1種付き、そのまま磨ける=3/バフが付かない(パッド=台座だけ)、またはバフは付くが電池が別売=2/バフも電池・充電器も別売=1 |
| 取り回し(電源・作業時間) | 20% | 充電式で、1回の充電で使える時間が公式に30分以上=5/充電式で30分未満、またはコード式でコードが5m以上=4/充電式で、1回の充電で使える時間の記載なし=3/コードが5m未満=2 |
※スコアは各メーカーの公式サイト・取扱説明書・パンフレット(RUPES はイタリア本国の公式サイト)に書かれた仕様だけで付けています(2026年10月時点)。マキタ PO500D は本体のみの PO500DZ、RUPES は本体だけのキット(STD)で数えています。アストロプロダクツの「定格使用時間」は1回の充電で使える時間ではないので、取り回しの点数には入れていません。価格は点数に入れていません。
車や使い方に合わせて選ぶなら
冒頭の「整備士が選ぶ3台」は、メカピックスコアをもとに、迷ったときにまず選んでほしい3台です。ここでは、乗っている車や使い方がはっきり決まっている人向けに、10商品それぞれが合う人を並べています。
- 初めての1台で、届いた日から磨きたいなら
京セラ APED130KT - 電池と充電器も付いたコードレスで始めたいなら
京セラ BRSE-1800L1 - 手頃な価格で、オービット径15mmを使いたいなら
アストロプロダクツ AC100V ダブルアクションポリッシャー - いちばん軽い1台がほしいなら
アストロプロダクツ DC10.8V 充電式ダブルアクションポリッシャー - 傷取りと仕上げを1台で切り替えたいなら
マキタ PO5000C - オービット径15mm・コード9mで本格的に磨きたいなら
RUPES BigFoot LHR15 Mark V - バフ3種付きのコードレスがほしいなら
プロスタッフ モンスター グラブポリッシュ P219 - マキタの18Vバッテリを持っているなら
マキタ PO500DZ - ワックスがけを楽にしたいなら
プロスタッフ シャインポリッシュ P194 - 回転式の扱いに慣れているなら
HiKOKI SP18VB
選び方のポイント
初めてなら、まずダブルアクション(またはダブルアクションに切り替えられるもの)から選んでください。そのうえで、バフ・研磨剤・電池が付いてくるか、電池を付けた状態の重さ、コードの長さか1回の充電で使える時間で絞り込むと選びやすくなります。
整備士が教える、電動ポリッシャーで塗装を傷めない磨き方


早くきれいにしたいので、ぐっと押し付けて磨いてもいいですか?

押し付けるのはだめだよ。メーカーはどこも「強く押し付けない」と書いているよ。本体の重さくらいの力で、熱を持たせないように動かしてね。
磨く前:洗って異物を落とし、熱くないボディで
磨く前に、ボディを洗って砂やほこりを落とし、水滴まで拭き上げます(プロスタッフ)。京セラは、車に浮き出ている鉄粉や虫の死骸、ピッチ・タールなどは事前に取り除くよう注意していて、異物がある状態で磨くと、はがれた異物で車を傷つけることがあるとしています。マキタも取扱説明書で、作業面に砂などの異物がないことを作業前に十分確かめるよう書いています。
磨く場所は、日差しの当たらない場所を選びましょう。ソフト99はコンパウンドの使用上の注意で、炎天下やボディが熱いときは使わないよう書いています。
最初は研磨力の弱いバフとコンパウンドで、目立たない場所から
マキタは取扱説明書で、あらかじめ目立たない部分で使い、キズやムラが出ないことを確かめるよう案内しています。アストロプロダクツも、初心者は研磨力の低いバフ類・コンパウンドを使い、目立ちにくい場所で磨きに慣れるようすすめています。
マキタの PO5000C の取扱説明書では、表面仕上げ(ウールパッドで粗仕上げ→スポンジパッドで仕上げ)は強制回転駆動(ギヤアクション)、ワックスがけ・ワックス落とし・ガラスなどのつや出しはフリー回転駆動(ダブルアクション)を推奨モードとしています。いきなり強い組み合わせで磨き始めず、弱いほうから試しましょう。
押し付けない・熱を持たせない・使える時間を守る
アストロプロダクツは、研磨面に強く押し付けると、モーターの焼き付きや作動不良、研磨面のへこみ・溶け・キズのおそれがあるため、自重程度の重さで、均一な圧力をかけて使うよう注意しています。マキタも、作業面に異常な熱を持たないように注意し、無理に強く押しつけないよう書いています。
連続して使える時間にも決まりがあります。アストロプロダクツは定格使用時間(AC100V のダブルアクションは20分)を守るよう求めています。マキタは、低回転で長い時間の連続作業はモータの焼損の原因になると注意しています。
コード・手袋・まわりの人:作業の安全
マキタの取扱説明書は、電源コードをパッドから離すこと、パッドの回転が完全に止まるまで本体を置かないこと、本体を身体の横で運転しないこと、軍手など巻き込まれるおそれのある手袋をしないことを求めています(アストロプロダクツも同じ注意)。必要に応じて保護メガネ・防じんマスク・耳栓を使い、作業場所に人を近づけないようにします。パッドがはさまったり引っかかったりすると強い反発(キックバック)が起きることがあり、コーナーや鋭い角の作業では特に起きやすいとしています。
アストロプロダクツのポリッシャーは防滴・防水仕様ではなく、雨降りや水気・湿気の多い場所では使わないよう書かれています。洗車のあとは、水気を拭き取ってから作業しましょう。
- 洗って砂・鉄粉・ピッチを落としてから
- 炎天下やボディが熱いときは磨かない
- 目立たない場所で試してから
- 強く押し付けず熱を持たせない
- コードはボディとパッドから離す
- 軍手など巻き込まれる手袋はしない
つや消し塗装・劣化した塗装は磨かない
ソフト99はコンパウンドの使用上の注意で、ひび割れた老化塗膜、タイヤなどのゴム製品、つや消し仕上げ、しぼ仕上げ(表面に細かい凹凸を付けた仕上げ)の製品には使わないよう書いています。つや消し(マット)塗装の車や、樹脂の未塗装の部品は、研磨剤で磨かないようにしましょう。
また、コンパウンドで磨くのは塗装の表面を削ることなので、同じ場所を何度も磨くのは避けます。塗装をどれだけ削ってよいかの数字は、今回確かめたメーカーの公式情報には書かれていませんでした。
つや消し塗装の車は、磨かないでね
ソフト99は、つや消し仕上げやひび割れた老化塗膜には、コンパウンドを使わないよう書いているよ。つや消し塗装の車は、ポリッシャーで磨かないでね。
迷ったら、目立たない場所で試すか、塗装の状態を整備工場や販売店に相談してね。

電動ポリッシャーに関するよくある質問
- 初めてでも電動ポリッシャーは使えますか?
-
ダブルアクション(偏心運動)のものは、回転式に比べて扱いやすいと京セラ・アストロプロダクツが説明しています。アストロプロダクツは「暴れにくく、初心者でも扱いやすい」とし、初心者は研磨力の低いバフ類・コンパウンドを使い、目立ちにくい場所で磨きに慣れるようすすめています。回転式(シングルアクション)は研削力が大きく、回転の反動を両手でしっかり支える必要があるので、慣れてからにしましょう。
- 電動ポリッシャーで洗車傷や水垢は取れますか?
-
京セラは APED130KT のパンフレットで、ボディーの水垢やオーロラマークを手軽に除去できるとしています。ソフト99のポリッシャー用コンパウンド「PREMIUM GLOSS コンパウンド 小キズ取り」も、小キズや洗車キズ、頑固な水アカなどに向けたものです。どこまで取れるかは傷や汚れの状態によって変わるので、目立たない場所で試しながら、研磨力の弱いほうから進めましょう。
- 何回も磨いて大丈夫ですか?
-
コンパウンドで磨くことは塗装の表面を削ることで、ソフト99は「研磨剤ですからみがき過ぎると下地が出ます」と注意しています。何回まで磨けるかの目安は、今回確かめたメーカーの公式情報には書かれていません。必要な場所だけを、弱い組み合わせから磨くようにしましょう。
- ワックスやコーティング剤を塗るのにも使えますか?
-
マキタは、ダブルアクション(フリー回転駆動)をワックスの塗布・つや出し向けとしています。プロスタッフの P194 は、ワックスがけのためのポリッシャーで、専用のワックス・コーティング剤も案内しています。使う液剤の使い方の説明も確かめてください。手で塗るコーティング剤の選び方は「おすすめの簡易コーティング剤10選」で紹介しています。
- コードレスの電池は、ほかの電動工具と共用できますか?
-
マキタの PO500D はマキタの18Vバッテリで動き、マキタは18Vバッテリが350モデル以上の製品に共通で使えるとしています。京セラの BRSE-1800L1 は京セラの18Vの電池パック、アストロプロダクツの DC10.8V は同社の10.8Vシリーズの電池を使います。プロスタッフの P219 は公式に「マキタタイプ18Vリチウムイオンバッテリー対応」としていて、電池は付属しません。使える電池は、本体の取扱説明書で確かめてください。
- 窓ガラスやヘッドライトも磨けますか?
-
マキタは PO5000C の取扱説明書で、ガラスなどのつや出しはフェルトパッドを使い、フリー回転駆動(ダブルアクション)で行うよう案内しています。京セラは APED130KT で、ヘッドライトのくすみ取りにも使えるとしています。ガラスの撥水は「おすすめのガラス撥水剤10選」を参考にしてください。レンズのくもりは、車検でロービームが基準に合わない原因の1つです。バルブをLEDに替えるときの選び方は「おすすめのLEDヘッドライト10選」で紹介しています。
- バフが付いていない商品は、何をそろえればいいですか?
-
パッドの大きさに合うバフと、ポリッシャー用のコンパウンドを別に用意します。アストロプロダクツは2台ともバフ類が付属しないとしていて、合うバフの大きさは AC100V が呼び径125mm、DC10.8V が呼びサイズ150mm です。マキタも PO5000C の取扱説明書で、別販売品のスポンジパッド・フェルトパッド・ウールパッドを必ず取り付けて使うよう書いています。初めてなら、研磨力の低いバフ類・コンパウンドから始めましょう(アストロプロダクツ)。
- 洗車したあと、濡れたままのボディを磨いてもいいですか?
-
水気を拭き取ってから磨きましょう。プロスタッフは、シャンプーで洗ったあと水滴までしっかり拭き上げてから磨くよう案内しています。アストロプロダクツは、自社のポリッシャーは防滴・防水仕様ではないとし、雨降りや水気・湿気の多い場所では使わないよう書いています。
まとめ|電動ポリッシャーは「動き方」と「付属品」で選ぼう
電動ポリッシャー選びで大切なのは、初めてならダブルアクション(偏心運動)を選ぶことと、バフ・研磨剤・電池が付いてくるかです。あわせて、速さの調整、電池を付けた状態の重さ、コードの長さか1回の充電で使える時間を比べると、自分に合う1台が見つかります。
磨く前は「おすすめのカーシャンプー10選」を参考に洗って砂や鉄粉を落とし、日陰の冷えたボディで、目立たない場所から試しましょう。強く押し付けず、つや消し塗装は磨かないこと。磨いたあとは「おすすめの簡易コーティング剤10選」で塗装を守ってください。
整備士のおすすめ|こんな人なら、この商品
初めての1台で、届いた日から磨きたいなら
初めての1台で、バフと研磨剤もそろえて届いた日から磨きたい人
電池と充電器も付いたコードレスで始めたいなら
コードを気にせず、電池と充電器も付いたセットで始めたい人
手頃な価格で、オービット径15mmを使いたいなら
手頃な価格で、オービット径15mmのダブルアクションを使いたい人
- 初めてならダブルアクション(偏心運動)を選ぶ
- バフ・研磨剤・電池が付いてくるかを確かめる
- 洗って異物を落とし、目立たない場所で試してから磨く
- 強く押し付けず、つや消し塗装は磨かない
洗車に必要な道具と洗う順番をまとめて見たいときは、「洗車の道具リスト」も参考にしてください。
※本記事の価格・商品情報は2026年10月時点のものです。最新の情報は各メーカー・販売元の公式サイトをご確認ください。仕様は各メーカーの公式サイト・取扱説明書・パンフレット(RUPES はイタリア本国の公式サイト)、磨き方の注意はマキタ・京セラ・アストロプロダクツ・プロスタッフの取扱説明書・商品ページと、ソフト99のコンパウンドの使用上の注意にもとづいています。
※この記事で紹介している商品の写真・価格・購入リンクは、2026年11月6日に確認しています(毎日自動で確認。楽天市場・Amazonの価格も毎日更新)。
※Amazon の価格および在庫状況は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で Amazon.co.jp に表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
