
自動車屋の現役整備士が選ぶ!おすすめのジャッキスタンド10選

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この記事の商品も、期間中はセールの対象になっていることがあります。セールの価格は、各商品の「楽天市場」のボタンの先でご確認ください。
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タイヤ交換やオイル交換、下回りの点検を自分でするとき、ジャッキで上げた車を下から支えるのがジャッキスタンドです(リジッドラック、馬ジャッキとも呼ばれます)。油圧ジャッキは車を上げ下げする道具で、上げた状態を保つ道具ではありません。トヨタの取扱書は「車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する」とし、ジャッキメーカーのマサダ製作所も、ジャッキに保持機構は付いていないので、リジッドラックや保持台を使うよう案内しています。
ただ、ジャッキスタンドは、耐荷重の書き方(2脚合計か、1脚あたりか)、高さの範囲、高さの合わせ方がメーカーごとにばらばらで、比べにくい道具でもあります。
この記事では、京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会の整備士が、ジャッキスタンドの選び方を解説し、メーカーの公式サイト・取扱説明書で仕様と注意書きを確かめた性格の違うおすすめの10選をご紹介します。どこに・どの高さで・何脚置くか、載せたあとの確認、外し方も、各メーカーの取扱説明書の言葉に沿ってまとめました。

ジャッキで車を上げたら、そのまま車の下にもぐって作業してもいいんですか?

それはだめだよ。ジャッキは上げ下げの道具で、支えるのはジャッキスタンド。2脚を同じ高さにして、車の取扱説明書で確かめた場所に置いてから作業してね。

この記事の監修者

浅田 武生浅田自動車商会 整備士
京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会で整備歴30年の整備士。メカピックでは、紹介するカー用品の選定と記事の内容を、整備の現場の視点から確認しています。
この記事でわかること
- ジャッキは「上げる・下ろす」、ジャッキスタンドは「支える」道具
- 耐荷重の書き方・高さの範囲・高さの合わせ方・受け皿・重さと売り方から見る選び方
- 公式の仕様と注意書きで確かめた、性格の違うおすすめの10選と比較表
- どこに・どの高さで・何脚置くか、載せたあとの確認、外し方
整備士が選ぶ3台|迷ったらこの中から
軽〜普通乗用車で、定番を選びたいなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア3.35/ 5
2トン(2脚使用時)・サドルの高さ265〜380mmの4段階。ストッパーバーと安全クリップで止め、取扱説明書に「2脚を同じ高さに」「設置後2〜5分程度様子を見る」など注意が具体的に書かれている。公式オンラインストアの価格は7,678円(2脚入り)。
大橋産業 BAL No.923 ジャッキスタンド キーパーマン 2トン用の詳しい紹介を見る
車高を下げた車(ローダウン車)に使うなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア3.15/ 5
サドルの高さ160〜240mmで、最低160mmはこの記事の10本でいちばん低い。2.0トン(2脚使用時)・1脚1.3kgの2脚入りで、No.923と同じストッパーバーで止める。
大橋産業 BAL No.925 ジャッキスタンド キーパーマン 2トン用 ローダウン車対応の詳しい紹介を見る
高さを細かく合わせたいなら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア3.95/ 5
ラチェット式で約290〜415mmを10段に合わせられ、最大耐荷重は3000kg(2台使用時)。パッケージに「車両総重量3tを超える車は使用できません」とあるので、車検証の車両総重量を確かめて選ぶ。専用ラバークッションは別売。
メルテック FA-82 3tジャッキスタンド ヘビーの詳しい紹介を見る
※点数がいちばん高いのはアストロプロダクツのラチェットタイプ 2.0TON ですが、取扱説明書が「自動車整備士資格を有する方および本製品の使用に関する十分な知識をお持ちで、作業経験豊富な方を対象」としています。次に高いメルテック FA-82 は3台に入れています。エマーソンの2本は、耐荷重が1脚あたりか2脚合計かが公式に書かれていません。そのため3台は、耐荷重の書き方と注意書きを公式で確かめやすい3本にしました。どの商品も2脚を同じ高さにそろえ、車の取扱説明書・整備書で確かめた場所に置いてください。
ジャッキスタンドとは?油圧ジャッキとの役割の違い

大橋産業は、タイヤのローテーションや、チェーン・スタッドレスタイヤの取り付けを、ジャッキスタンドの用途に挙げているよ。上げた車のそばで作業するときは、ジャッキだけに任せないでね。
ジャッキは「上げる・下ろす」、スタンドは「支える」
ジャッキスタンドは、ジャッキで持ち上げた車の下に置き、車の重さを受け止めて支える台です。アストロプロダクツは取扱説明書で、ジャッキは車両を支持する目的では作られておらず、ジャッキアップ後に下降することがあるとして、スタンドで支えるまでは車両の下に入らないよう注意しています。
大橋産業は、ジャッキスタンドを「タイヤ交換や整備の際にジャッキアップした車両を保持するとき」に使うとしていて、タイヤのローテーションや、チェーン・スタッドレスタイヤの取り付けを用途に挙げています。上げた車のそばで時間をかけて作業するときは、ジャッキだけに任せず、スタンドで支えます。
タイヤ交換で、ホイールナットを手で緩める・外す・仮締めするクロスレンチの選び方は「おすすめのクロスレンチ10選」で紹介しています。
この記事で扱うこと:置き場所・高さ・本数・確かめ方
ジャッキで車を上げる・下ろす操作(ジャッキポイント、リリースバルブの回し方など)は「おすすめの油圧ジャッキ10選」で解説しています。この記事は、上げた車をどこに・どの高さで・何脚で支えるか、載せたあとに何を確かめるか、どうやって外すかを中心にまとめます。ホイールナットの締め方は「おすすめのトルクレンチ10選」をご覧ください。
整備士が教えるジャッキスタンドの選び方 5つのポイント

「3t」と書いてあれば、重さが3tの車まで大丈夫ということですか?

そこが見落としやすいところなんだ。2脚で3tと書くメーカーもあれば、1脚か2脚合計かを書いていないメーカーもあるよ。書き方まで見て、車の重さと比べてね。

数字だけじゃなく、「何脚で」まで見るんですね!
1. 耐荷重:「2脚で何t」と書かれているかを見る
ジャッキスタンドの耐荷重は、メーカーによって書き方が違います。大橋産業は「2トン(2脚使用時)」、アストロプロダクツは「2000kg(2脚)」、メルテックは「3000kg(2台使用時)」と、2脚合計で書いています。一方、エマーソンは「最大揚程質量3.0t」、ストレートは「耐荷重 3t」とだけ書いていて、1脚あたりか2脚合計かは公式に記載がありません。この記事の比較表と商品の紹介では、そのことを「公式に記載なし(1脚か2脚合計かの記載なし)」と書いています。
目安の示し方もさまざまです。大橋産業は No.923 を「軽〜普通乗用車用」、アストロプロダクツはアルミの1.8TON を「ほとんどの乗用車で使用可能」としています。メルテックはパッケージに「車両総重量2t(FA-82 は3t)を超える車は使用できません」と書いていて、車両重量ではなく車両総重量が基準です。車の重さは車検証で確かめられます。アストロプロダクツは、耐荷重を超えて使うと、本製品の損傷・破損や車両の落下の原因になるとしています。判断に迷うときは、販売店に相談してから選びましょう。
2. 高さの範囲:車とジャッキに合うか
スタンドの高さは、最低位と最高位で確かめます。この記事の10本では、いちばん低いのが大橋産業 No.925 の160mm(ローダウン車対応)、いちばん高いのがストレート 15-1090 の495mm です。車高を下げた車では、最低位が高いスタンドは車の下に入らないことがあり、反対に車高の高い SUV やミニバンでは、最高位が低いと車体に届かないことがあります。
ジャッキとの組み合わせも大切です。スタンドを入れるには、そのすき間ができる高さまでジャッキで上げる必要があります。アストロプロダクツは、ガレージジャッキの取扱説明書で、最高位でもリジッドラックが入らない車には使わないよう書いていて、リジッドラックの取扱説明書では、ジャッキアップはスタンドが入る高さで止めるよう案内しています。ジャッキの最高位の選び方は「おすすめの油圧ジャッキ10選」をご覧ください。
※高さの呼び方は、大橋産業が「サドルの高さ」、アストロプロダクツが「台座高」、メルテックが「地上高」、エマーソンが「最低・最高位」、ストレートが「最低高さ・最高高さ」です。アストロプロダクツの値は、ゴムパッドを付けないときの高さです。
3. 高さの合わせ方:ピン式とラチェット式
高さを決めて止める仕組みは、大きく2つに分かれます。ピン式は、支柱の穴の位置に合わせてピン(大橋産業はストッパーバー)を通して止める方式で、この記事の大橋産業の2本とアストロプロダクツのアルミは3〜6段です。ラチェット式は、歯の付いた支柱にレバーを掛けて止める方式で、メルテック FA-82 とアストロプロダクツのラチェットタイプは10段と、細かく高さを合わせられます。アストロプロダクツのラチェットタイプは、ラチェットで止めたうえで台座ピンを挿して固定する「ラチェット&ピン固定タイプ」です。
どちらの方式が安全かをメーカーが比べて書いたものは見つかりませんでした。大切なのは、どちらの方式でも止まったことを確かめてから載せることです。大橋産業は必ずストッパーバーに安全クリップを差し込んで使うよう、アストロプロダクツは台座ピンをしっかり奥まで挿入し、ロックピンでロックするよう注意しています。

4. 受け皿:ゴムの受けがあるか、車のどこに当てるか
車体に当たる受け皿(サドル・台座)の形と素材も、商品によって違います。アストロプロダクツのラチェットタイプ、エマーソンの2本、ストレート 15-1090 は、ゴムパッド・ラバーパッド・ラバークッション・ラバーブロックが付いていて、当たる面に傷を付けにくくなっています。メルテック FA-82 とエマーソン EM-104 には、専用のゴムの受け(ラバークッション)が別売で出ています。
エマーソンは公式のよくある質問で、車両の横のジャッキポイントを使うときは、補強された部分に支持台がしっかり当たるようにし、ゴム製の支持台では溝の深さを合わせると、より安定するとしています。大橋産業は、別売のジャッキアップ用アダプターをサドルの穴に付けると、パンタグラフジャッキ用のジャッキポイントで車体を保持できるとしています。
なお、アストロプロダクツは、台座の上に指定外のゴムパッドや、高さを増すための部材を入れないよう注意しています。手持ちのゴムや木の板を足さず、メーカーの専用品を使いましょう。
5. 重さ・しまい方・売り方
1脚の重さは、大橋産業 No.925 の1.3kg から、ストレート 15-1090 の4.6kg まであります。持ち運ぶことが多いなら、アルミ製のアストロプロダクツ 1.8TON(2.2kg・ベースを外せる)や、脚を折りたためるメルテック FA-81 も候補です。
売り方も確かめましょう。この記事の10本の多くは2脚(2台・2個)入りですが、ストレートの2本は1脚ごとの販売で、2脚そろえると価格は2倍になります。前後4脚で支える使い方をするなら、同じ高さにそろえやすいよう、同じ商品をそろえると扱いやすくなります。
この記事の10選の選定基準
- メーカーの公式情報で仕様と注意書きを確かめられる
耐荷重・高さ・高さの段数・重さ・入数・使い方の注意が、メーカーの公式サイト、取扱説明書、公式ストア・公式通販、またはパッケージの公式写真で確認できること(書かれていない項目は「公式に記載なし」と明記)。ジャッキで上げた乗用車を支えるジャッキスタンドで、ジャッキと一体になった商品は除いた - 高さと方式の違う10本にする
ローダウン車向け(最低160mm)から車高の高い車向け(最高495mm)まで、ピン式・ラチェット式・折りたたみ式・アルミ製と、使う車と使い方に合わせて性格の違う10本にすること - 同じメーカーは2本まで
大橋産業・メルテック・アストロプロダクツ・エマーソン・ストレートから2本ずつ選んだ。楽天市場で新品が販売されているものから選んだ
おすすめのジャッキスタンド10選

10本を、5つの基準で点数にして比べました。まずはスコアの表と、「価格と点数で見る10商品」の図を見てみてください。
メカピックスコアの高い10商品
10商品を、支えられる重さ・高さの範囲・高さの合わせやすさ・軽さ・しまいやすさ・車体へのやさしさの5つの基準で点数にしました(5点満点)。スコアの高い順に並べています。商品名を押すと、その商品の紹介に移動します。価格や仕様で並べ替えたいときは、下の比較表のボタンを使ってください。
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
10商品の仕様を比較表でチェック
| 商品 | スコア | 購入 | 高さの合わせ方・段数 | 耐荷重(公式の書き方) | 高さ(最低〜最高) | 受け皿 | 重さ(1脚) | 入数 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4.45 | ラチェット&ピン固定・10段 | 2000kg(2脚) | 255〜410mm(ゴムパッドなし) | ゴムパッド付き | 2.6kg(ゴムパッド含む) | 2脚 | 手頃にラチェット式を使いたい人 | ||
| 3.95 | ラチェット式・10段 | 3000kg(2台使用時) ※車両総重量3tを超える車は使用不可 | 約290〜415mm | 公式に記載なし(専用ラバークッション別売) | 約3.15kg | 2台 | 高さを細かく合わせたい人 | ||
| 3.90 | 公式に記載なし | 最大揚程質量3.0t ※公式に記載なし(1脚か2脚合計かの記載なし) | 260〜415mm | ラバーパッド付き | 2.8kg | 2個 | 車体を傷つけたくない人 | ||
| 3.75 | 公式に記載なし | 最大揚程質量3.0t ※公式に記載なし(1脚か2脚合計かの記載なし) | 300〜450mm | ラバークッション付き(深さの違う2種類の溝) | 3.1kg | 2個 | 車体を厚いラバーで守りたい人 | ||
| 3.60 | 3段 | 3t ※公式に記載なし(1脚か2脚合計かの記載なし) | 375〜495mm | ラバーブロック付き | 4.6kg | 1脚ごとの販売 | 車高の高い車 | ||
| 3.50 | ピン式・6段 | 1800kg(2脚) | 260〜385mm | 金属の台座(ゴムパッドは公式に記載なし) | 2.2kg(アルミ製) | 2脚 | 軽さ重視・持ち運ぶ人 | ||
| 3.35 | ピン式(ストッパーバー+安全クリップ)・4段 | 2トン(2脚使用時) | 265〜380mm | 金属のサドル | 1.7kg | 2脚 | 軽〜普通乗用車の定番 | ||
| 3.15 | ピン式(ストッパーバー)・3段 | 2.0トン(2脚使用時) | 160〜240mm | 金属のサドル | 1.3kg | 2脚 | ローダウン車 | ||
| 3.15 | 3段・二重ロック方式(ロックピン)・折りたたみ | 2000kg(2台使用時) ※車両総重量2tを超える車は使用不可 | 約275〜365mm | 公式に記載なし | 約1.7kg | 2台 | しまう場所が狭い人 | ||
| 2.85 | 5段 | 1.5t ※公式に記載なし(1脚か2脚合計かの記載なし) | 305〜415mm | 公式に記載なし | 2.0kg | 1脚ごとの販売 | 1脚ずつ手頃にそろえたい人 |
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
※実売価格は、楽天市場で販売中の商品の税込価格を毎日自動で集めて、いちばん安い価格〜いちばん高い価格を表示しています(表示の日付時点。送料・ポイントは含みません)。比較表の価格は、メーカーの公式ストア・公式通販の税込価格です(ストレートは1脚の価格)。Amazonの価格は各商品のボタンからご確認ください。耐荷重は各メーカーの公式の書き方のまま載せ、1脚あたりか2脚合計かが書かれていないものは「公式に記載なし(1脚か2脚合計かの記載なし)」としています。高さはメーカーによって呼び方が違い、アストロプロダクツはゴムパッドを付けないときの値です。
価格と点数で見る10商品
写真の下の金額は、楽天市場の販売価格です(出品が複数あるときはいちばん安いもの)。写真を押すと、商品名・点数・購入先が下に出ます。黄色の輪は「整備士が選ぶ3台」です。
※縦はメカピックスコア(公式の仕様を基準どおりに点数にしたもの)、横は楽天市場の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)で、価格が変わると印の位置が変わる。ストレートの2本は1脚の価格。価格は楽天市場の販売価格(毎日更新)。図は記事のデータから自動で描いています。
アストロプロダクツ リジッドラック ラチェットタイプ 2.0TON(2脚入)
工具の専門店アストロプロダクツの、ラチェット&ピン固定タイプのリジッドラック(ジャッキスタンド)です。台座を引き上げて10段階に高さを合わせ、台座ピンを奥まで挿してロックピンでロックします。台座の高さは255〜410mm(ゴムパッドなし)と幅が広く、使い終わったらハンドルを引き上げると、台座が最低位まで下がります(勢いよく下がるので、手や指を挟まないよう取扱説明書が注意しています)。
当たる面に傷を付けにくいゴムパッド付きで、耐荷重は2000kg(2脚)、1脚2.6kg(ゴムパッド含む)、公式通販の価格は5,269円です。取扱説明書には、パンタグラフジャッキなど片側1輪だけを上げるジャッキは使わず、2輪が同時に上がるガレージジャッキで上げること、支える車は空車(積載なし)にすることなど、注意が細かく書かれています。
- 支えられる重さ4
- 高さの範囲5
- 高さの合わせやすさ5
- 軽さ・しまいやすさ3
- 車体へのやさしさ5
メルテック FA-82 3tジャッキスタンド ヘビー
ジャッキやバッテリー充電器などのカー用品をつくる大自工業(メルテック)の、ラチェット式のジャッキスタンドです。高さは約290〜415mm の10段で調節でき、最大耐荷重は3000kg(2台使用時)、1台約3.15kg の2台入りです。
パッケージには「車両総重量3tを超える車は使用できません」「一部の車種でジャッキセット位置の形状や位置、ジャッキセット位置がない等により使用できない場合があります」「業務用には使用できません」と書かれています。車検証の車両総重量で確かめましょう。受け皿の形は公式に記載がありませんが、専用のラバークッション(FA-82-1)が別売で出ています。取扱説明書は公式サイトに見当たらず、価格も公式に記載がありません。
- 支えられる重さ5
- 高さの範囲4
- 高さの合わせやすさ5
- 軽さ・しまいやすさ2
- 車体へのやさしさ3
エマーソン EM-104 ジャッキスタンド 3t(2個入)
カー用品のエマーソン(ニューレイトン)の、ジャッキスタンド 3t の2個入りです。公式は「愛車を傷つけないラバーパッド付き」としていて、専用のラバークッション(EM-250)も別売で出ています。高さは260〜415mm(ストローク155mm)、重さは1個2.8kg です。
能力は「最大揚程質量3.0t・最大荷重29.4kN」と書かれていますが、1脚あたりか2脚合計かは公式に記載がありません。高さの調整の方式と段数も、公式の文字には書かれていません。エマーソンは公式のよくある質問で、車両を載せる場合は必ず二脚同時に使うこと、設置場所は車両の取扱説明書を見るか、自動車ディーラーで確かめることを案内しています。価格は公式に記載がありません。販売元のニューレイトンは2026年9月に破産を申請したと報じられています(東京商工リサーチ)。保証や問い合わせの窓口がどうなるかは確かめられていないので、買う前に販売店に確かめてください。在庫限りになる可能性もあります。
- 支えられる重さ5
- 高さの範囲5
- 高さの合わせやすさ1
- 軽さ・しまいやすさ3
- 車体へのやさしさ5
エマーソン EM-271 ラバークッション付きジャッキスタンド 3t(2個入)
カー用品のエマーソン(ニューレイトン)の、厚みのあるラバークッションが付いたジャッキスタンド 3t の2個入りです。公式は「ジャッキポイントや車体底部の保護に!!」としていて、ラバークッションには深さの違う2種類の溝があります。公式のよくある質問では、ゴム製の支持台は溝の深さを合わせると、より安定するとしています。
高さは300〜450mm(ストローク150mm)、重さは1個3.1kg、本体サイズは幅190×高さ300×奥行207mm です。能力は「最大揚程質量3.0t・最大使用荷重29.4kN」で、1脚あたりか2脚合計かは公式に記載がありません。高さの段数と価格も公式に記載がありません。販売元のニューレイトンは2026年9月に破産を申請したと報じられています(東京商工リサーチ)。保証や問い合わせの窓口がどうなるかは確かめられていないので、買う前に販売店に確かめてください。在庫限りになる可能性もあります。
- 支えられる重さ5
- 高さの範囲5
- 高さの合わせやすさ1
- 軽さ・しまいやすさ2
- 車体へのやさしさ5
ストレート ジャッキスタンド3t ラバーブロック付き 15-1090
工具の通販・店舗のストレート(ツールカンパニーストレート)の、ラバーブロック付きのジャッキスタンド 3t です。高さは375〜495mmの3段で、最高495mm はこの記事の10本でいちばん高い数値です。SUV やミニバンなど、車高の高い車に向きます。一方で最低375mm も10本でいちばん高いので、車の下に入るか、ジャッキでそこまで上げられるかを先に確かめましょう。
耐荷重は「3t」とだけ書かれていて、1脚あたりか2脚合計かは公式に記載がありません。1脚ごとの販売で、公式通販の価格は1脚3,636円(2脚で7,272円)、重さは1脚4.6kg です。ラバーブロック(15-10902)とアダプター(15-10901)も別売で出ています。保証は6か月です。
- 支えられる重さ5
- 高さの範囲4
- 高さの合わせやすさ2
- 軽さ・しまいやすさ1
- 車体へのやさしさ5
アストロプロダクツ 1.8TON アルミニウムリジッドラック(2脚入)
1脚2.2kgの、アルミニウム製のリジッドラックです。アストロプロダクツは「軽量ながら耐荷重は1.8tあり、ほとんどの乗用車で使用可能」としています(耐荷重は1800kg・2脚)。高さは260/285/310/335/360/385mm の6段階で、台座ピンを奥まで差し込み、ピンのロックボールがスリーブを通過したことを確かめて使います。
円形のベースはボルト固定で外せるので、しまうときや持ち運ぶときにかさばりにくく、アストロプロダクツはサーキットなどへの持ち運びにもすすめています。台座は W50×D32mm で、ゴムパッドは公式に記載がありません。公式通販の価格は15,290円です。
- 支えられる重さ3
- 高さの範囲4
- 高さの合わせやすさ4
- 軽さ・しまいやすさ5
- 車体へのやさしさ2
大橋産業 BAL No.923 ジャッキスタンド キーパーマン 2トン用
カー用品・工具の大橋産業(BAL)の、ジャッキスタンド「キーパーマン」の2トン用です。最大荷重は2トン(2脚使用時)で、大橋産業は「軽〜普通乗用車用」としています。サドル(車体を受ける部分)の高さは265〜380mm の4段階。サドルを引き上げ、フレームの穴とサドルの穴が重なる位置にストッパーバーを差し込み、反対側に出たストッパーバーに安全クリップを差して抜けないようにします。
1脚1.7kg の2脚入りで、公式オンラインストアの価格は7,678円です。取扱説明書の注意が具体的で、必ず1セット2脚を同じ高さに調節してから使うこと、設置後は2〜5分程度様子を見て、安全を確かめてから作業にかかることが書かれています。別売のジャッキアップ用アダプターをサドルの穴に付けると、パンタグラフジャッキ用のジャッキポイントで車体を保持できます(取り付け時の高さは303〜418mm)。保証期間は1年(PL保険加入済)です。
- 支えられる重さ4
- 高さの範囲3
- 高さの合わせやすさ3
- 軽さ・しまいやすさ5
- 車体へのやさしさ2
大橋産業 BAL No.925 ジャッキスタンド キーパーマン 2トン用 ローダウン車対応
キーパーマンのローダウン車対応の2トン用です。サドルの高さは160〜240mmの3段階で、最低160mm はこの記事の10本でいちばん低い数値です。車高を下げた車など、ほかのスタンドが車の下に入らない車に向きます。最大荷重は2.0トン(2脚使用時)、1脚1.3kg の2脚入りで、公式オンラインストアの価格は6,578円です。
高さはストッパーバーで決め、別売のジャッキアップ用アダプター(取り付け時198〜278mm)が使えるのは No.923 と同じです。一方で最高は240mm なので、車高の高い車では届かないことがあります。自分の車で、スタンドを置く場所の高さと、ジャッキで上げられる高さを確かめてから選びましょう。
- 支えられる重さ4
- 高さの範囲3
- 高さの合わせやすさ2
- 軽さ・しまいやすさ5
- 車体へのやさしさ2
メルテック FA-81 2t折りたたみジャッキスタンド コンパクト
脚を折りたたんでコンパクトにしまえる、メルテックのジャッキスタンドです。高さは約275〜365mm の3段で、パッケージには「二重ロック方式(ロックピン)」とあります。最大耐荷重は2000kg(2台使用時)、1台約1.7kg の2台入りで、パッケージの大きさは約150×290×110mm です。
パッケージの注意は FA-82 と同じで、こちらは「車両総重量2tを超える車は使用できません」とあります。車検証の車両総重量が2tを超える車には使えないので、選ぶ前に確かめてください。受け皿の形と価格は公式に記載がありません。
- 支えられる重さ4
- 高さの範囲3
- 高さの合わせやすさ2
- 軽さ・しまいやすさ5
- 車体へのやさしさ2
ストレート ジャッキスタンド 1.5t 15-1079
ストレートの、1脚2.0kg と軽いジャッキスタンド 1.5t です。高さは305〜415mm の5段。1脚ごとの販売で、公式通販の価格は1脚2,205円(2脚で4,410円)です。
耐荷重は「1.5t」とだけ書かれていて、1脚あたりか2脚合計かは公式に記載がありません。この記事の10本では最も小さい数値なので、車の重さに足りるかを確かめ、分からないときは販売店に相談してから選んでください。受け皿の形は公式に記載がありません。保証は6か月です。
- 支えられる重さ2
- 高さの範囲3
- 高さの合わせやすさ3
- 軽さ・しまいやすさ5
- 車体へのやさしさ2
メカピックスコアの付け方
メカピックスコアは、メーカーが公式に公表している仕様だけを使い、整備士が決めた次の5つの基準で1〜5点を付け、重みをかけて平均したものです。実機を使ったテストの結果ではありません。点数は基準どおりに付け、取扱説明書の注意など整備士の判断は、記事の冒頭の「整備士が選ぶ3台」に理由ごと書いています。
| 基準 | 重み | 点数の決め方 |
|---|---|---|
| 支えられる重さ | 25% | 公式の耐荷重が3t以上=5/2t以上=4/1.8t以上=3/それ未満=2。1脚あたりか2脚合計かが公式に書かれていない商品は、書かれた値を2脚合計とみなして(少ないほうに)点を付けた |
| 高さの範囲 | 20% | 公式の最高位−最低位の幅が150mm以上=5/120mm以上=4/90mm以上=3/それ未満=2。最低位が200mm以下(ローダウン車向け)は+1(上限5) |
| 高さの合わせやすさ | 20% | 公式の高さの段数が9段以上=5/6段=4/4〜5段=3/3段=2/公式に記載なし=1 |
| 軽さ・しまいやすさ | 15% | 1脚の公式の重さが2.0kg以下=5/2.5kg以下=4/3.0kg以下=3/4.0kg以下=2/それより重い=1。脚を折りたためる・ベースを外せると公式に書かれた商品は+1(上限5) |
| 車体へのやさしさ | 20% | ゴムの受け(ゴムパッド・ラバーパッド・ラバーブロック)が付属=5/同じメーカーから専用のゴムの受けが別売で出ている=3/金属の受け皿のみ・ゴムの受けは公式に記載なし=2 |
※スコアは各メーカーの公式サイト・取扱説明書・公式ストア・公式通販・パッケージの公式写真に書かれた仕様(耐荷重、最低位と最高位、高さの段数、1脚の重さと折りたたみ・分解、ゴムの受け)だけで付けています(2026年10月時点)。耐荷重の1脚あたりか2脚合計かが書かれていない商品(エマーソン・ストレート)は、書かれた値を2脚合計とみなして点を付けました。高さの呼び方と測り方はメーカーで違い、アストロプロダクツはゴムパッドを付けないときの値です。ピン式とラチェット式の良し悪しは点にしていません。
車や使い方に合わせて選ぶなら
冒頭の「整備士が選ぶ3台」は、メカピックスコアをもとに、迷ったときにまず選んでほしい3台です。ここでは、乗っている車や使い方がはっきり決まっている人向けに、10商品それぞれが合う人を並べています。
- 手頃な価格でラチェット式を使いたいなら
アストロプロダクツ ラチェットタイプ 2.0TON - 高さを細かく合わせたい(車両総重量3tまで)なら
メルテック FA-82 - ラバーパッド付きを2個そろえたいなら
エマーソン EM-104 - ジャッキポイントを厚いラバーで守りたいなら
エマーソン EM-271 - SUV・ミニバンなど車高の高い車に使いたいなら
ストレート 15-1090 - 軽さ重視で、持ち運んで使いたいなら
アストロプロダクツ 1.8TON アルミ - 軽〜普通乗用車で、定番を選びたいなら
大橋産業 BAL No.923 - 車高を下げた車(ローダウン車)に使いたいなら
大橋産業 BAL No.925 - しまう場所が狭い(車両総重量2tまで)なら
メルテック FA-81 - 軽いスタンドを1脚ずつ手頃にそろえたいなら
ストレート 15-1079
選び方のポイント
まず、耐荷重の書き方(2脚で何tか)と、車の重さ(車検証)を確かめます。そのうえで、車とジャッキに合う高さの範囲、高さの合わせ方(ピン式・ラチェット式)、受け皿のゴム、重さとしまい方、2脚入りか1脚ずつかを比べると選びやすくなります。どれを選んでも、2脚を同じ高さにそろえ、車の取扱説明書で確かめた場所に置いてください。
整備士が教える、ジャッキスタンドの置き方と外し方


片側だけ上げるなら、スタンドは1脚だけ置いておけば十分ですよね?

1脚だけはだめだよ。大橋産業もアストロプロダクツも必ず2脚と書いているよ。前なら前の左右2脚を同じ高さにして、載せたら少し様子を見てから作業してね。
置く前に:平らで固い地面・輪止め・空車
ジャッキスタンドを使う場所は、固く平らで傾斜のない地面です。アストロプロダクツは、コンクリートのような固く平らで、砂利や砂、傾斜のない床面で使うよう案内し、アスファルトや柔らかく軟弱な地面、凹凸のある地面、傾斜のある地面では、スタンドが沈み込んだり転倒したりするおそれがあるとして、使わないよう注意しています。大橋産業も、傾斜地や軟弱な場所、平坦でない場所では使わないよう書いています。
車は、パーキングブレーキをかけ、シフトをロー(AT車は P)にし、エンジンを止めます。荷物や人を乗せたままにはしません(大橋産業)。アストロプロダクツは、輪止めは付属していないので別に用意し、ジャッキアップする反対側のタイヤに必ず輪止めをすること、支える車は空車(積載なし)にすること、車体が傾くので壁・ドア・既設物から0.5m以上離すことも挙げています。車を上げるジャッキは、パンタグラフジャッキなど片側1輪だけを上げるものではなく、2輪が同時に上がるガレージジャッキを使うよう案内しています(アストロプロダクツ)。

どこに置くか:車の取扱説明書・整備書で確かめる
スタンドを当てる場所は、車によって違います。大橋産業は、各自動車メーカーが指定する車体保持ポイント以外では支持しないこと、その位置は車種によって異なるので、自動車に添付のマニュアルなどで事前に確かめることを注意しています。アストロプロダクツも、作業前に車両の取扱説明書や整備書で車両を支持する場所を確かめるよう書き、メーカー指定の場所でも、車両の状態や支持する場所の形状によっては使えない場合があるとしています。エマーソンは、車両の取扱説明書を見るか、自動車ディーラーで確かめるよう案内しています。
車の取扱説明書には、ジャッキをかける位置は図で載っていても、スタンドを置く位置までは書かれていないことがあります(たとえばトヨタ シエンタの取扱書が図で示しているのは、ガレージジャッキのジャッキポイントの位置です)。車の取扱説明書・整備書で確かめ、分からなければ販売店に聞いてから置きましょう。
載せ方:2脚を同じ高さにし、受け皿の中心にゆっくり
大橋産業とアストロプロダクツの取扱説明書に共通する流れは、次のとおりです。
- 2脚を同じ高さに合わせ、ロックを確かめる 大橋産業は、必ず1セット2脚を同じ高さに調節してから使い、ストッパーバーに安全クリップを差し込むよう書いています。アストロプロダクツは、前後左右が同じ高さになるように台座の高さを合わせ、台座ピンをしっかり奥まで挿入してロックピンでロックするよう案内しています。
- 受け皿の中心に載るよう、ゆっくり下ろす 大橋産業は、車体の荷重がサドルの中心にかかるように十分確かめながら、徐々にジャッキダウンするよう書いています。ジャッキの下ろし方(リリースバルブの回し方)は「おすすめの油圧ジャッキ10選」で解説しています。
- 前後を上げるときは、2〜3回に分けて交互に アストロプロダクツは、一度に高く上げず2〜3回に分けること、前後にかけるときは前後を交互に上げることを案内しています。一度に上げると、車とスタンドの角度がつきすぎて、スタンドが車から外れることがあるためです。
- 載せたら、ぐらつきを確かめて様子を見る 大橋産業は、荷重が確実にかかっているか、全体がぐらついていないかを確かめ、設置後2〜5分程度様子を見て、安全を確かめてから作業にかかるよう書いています。
- 外したタイヤを車の下に置く アストロプロダクツは、車が安定しているのを確かめたら、ホイール付きのタイヤなど厚みがある固いものを車の下に置くよう案内しています。

- 平らで固い地面で、2脚を同じ高さにする
- ロックを確かめ、受け皿の中心に載せる
- 載せたら2〜5分様子を見てから作業する
- 外すときは、ジャッキで少し上げてから
載せたあと:エンジンをかけない・揺らさない・離れない
アストロプロダクツは、スタンドで車を支えているときやジャッキアップ中は、エンジンを始動しないこと、乗車したり揺らしたり衝撃を与えたりしないこと、その場を離れないことを注意しています。大橋産業も、エンジンをかけたまま使わないよう書いています。
トヨタの取扱書は、ジャッキで支えられている車の下に体を入れないよう警告し、車の下にもぐり込んで作業する場合はジャッキスタンドを使うとしています。スタンドで支えたあとも、作業の合間に、2脚がまっすぐ立っているか、ぐらついていないかを見ましょう。
外すとき:もう一度ジャッキで少し上げてから
スタンドを外すときは、車が動かないよう輪止めをしたまま、もう一度ジャッキで車を少し上げ、スタンドから車を浮かせてから抜きます。アストロプロダクツは、このジャッキアップの操作をゆっくり慎重に行うよう書いています。アストロプロダクツのラチェットタイプは、ハンドルを上げると台座が勢いよく下がるので、手や指を挟まないよう注意してください。
スタンドと、車の下に置いたタイヤを取り出したら、周りに人がいないことを確かめてから(トヨタの取扱書)、ジャッキで車を下ろします。下ろし方は「おすすめの油圧ジャッキ10選」、ホイールナットの本締めは「おすすめのトルクレンチ10選」をご覧ください。
タイヤを付け替えたあとに空気圧を確かめる、タイヤ空気圧ゲージの選び方は「おすすめのタイヤ空気圧ゲージ10選」で紹介しています。
使う前の点検と、取扱説明書の対象
使う前には、スタンドに傷みがないかを確かめます。大橋産業は、設置前に本体に変形・破損箇所などが無いことを確かめるよう書いています。アストロプロダクツは、台座とゴムパッド、台座シャフト、脚、各溶接部、台座ピン・抜け止めの損傷と、サビなどの外傷を使用前に確かめ、異常があれば使用を中止するよう案内しています。
なお、アストロプロダクツのリジッドラック(この記事のラチェットタイプ 2.0TON とアルミ 1.8TON)の取扱説明書には、「本製品は、自動車整備士資格を有する方および本製品の使用に関する十分な知識をお持ちで、作業経験豊富な方を対象に作られています」との記載もあります。自分で作業することに不安があるときは、販売店や整備工場に相談しましょう。
ジャッキで上げてからタイヤを付け替え、下ろして本締めするまでのタイヤ交換の手順全体は「タイヤ交換のやり方で解説しています。
スタンドで支えるまで、車の下に入らない
アストロプロダクツは、スタンドで車を支えるまでは車の下に入らないよう注意しているよ。ジャッキは車を支える目的では作られておらず、上げたあとに下がることがあるからなんだ。
支えたあとも、2脚が同じ高さか、ぐらつかないかを確かめて、少し様子を見てから作業してね。外したタイヤは車の下に置いておこう。

ジャッキスタンドに関するよくある質問
- ジャッキスタンドは1脚だけでも使えますか?
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2脚で使います。大橋産業は「必ず2脚同時に使用してください」とし、アストロプロダクツは1脚で使わず、必ず前2脚・後ろ2脚、または前後4脚で使うよう注意しています。2脚は同じ高さにそろえてから使います(大橋産業)。
- 何トンのジャッキスタンドを選べばいいですか?
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まず、耐荷重が「2脚で何t」と書かれているかを確かめます。大橋産業・アストロプロダクツ・メルテックは2脚合計で書いていますが、エマーソン・ストレートは1脚あたりか2脚合計かを書いていません。メルテックは「車両総重量◯tを超える車は使用できません」と、車両総重量で目安を示しています。車の重さは車検証で確かめられます。判断に迷うときは、販売店に相談してください。
- 車のどこにスタンドを置けばいいですか?
-
車によって違います。大橋産業は各自動車メーカーが指定する車体保持ポイント以外では支持しないよう、アストロプロダクツは車両の取扱説明書や整備書で支持する場所を確かめるよう案内しています。車の取扱説明書・整備書で確かめ、分からなければ販売店に聞いてから置きましょう。
- 車に積んであるパンタグラフジャッキで上げて、スタンドを置いてもいいですか?
-
アストロプロダクツは、リジッドラックを使うときは、パンタグラフジャッキなど片側1輪だけを上げるジャッキは使わず、必ず2輪が同時に上がるガレージジャッキを使うよう案内しています。油圧ジャッキの選び方は「おすすめの油圧ジャッキ10選」をご覧ください。
- 車高を下げた車でも使えるスタンドはありますか?
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この記事の10本では、大橋産業 No.925(ローダウン車対応)が最低160mm です。スタンドだけでなく、車の下に入るジャッキが要ることもあります。最低位の低いジャッキは「おすすめの油圧ジャッキ10選」で紹介しています。
- スタンドの上にゴムや木の板を足して、高さを上げてもいいですか?
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アストロプロダクツは、台座の上に指定外のゴムパッドや高さを増すための部材を入れないよう注意しています(バランスを崩し、車両の落下などの原因になるため)。高さが足りないときは、車に合う高さの範囲のスタンドを選び、ゴムの受けはメーカーの専用品を使いましょう。
- 前と後ろを両方上げて、4脚で支えるときはどうすればいいですか?
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一度に高く上げず、2〜3回に分けて、前と後ろを交互に上げます。アストロプロダクツは、一度に上げると車とスタンドの角度がつきすぎて、スタンドが車から外れることがあるとしています。4脚は、前後左右が同じ高さになるように台座の高さを合わせ、台座ピンを奥まで挿入してロックピンでロックしてから載せます(アストロプロダクツ)。
- スタンドで支えているあいだに、エンジンをかけたり、車に乗ったりしてもいいですか?
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いけません。アストロプロダクツは、スタンドで車を支えているときやジャッキアップ中は、エンジンを始動しないこと、乗車したり揺らしたり衝撃を与えたりしないこと、その場を離れないことを注意しています。大橋産業も、エンジンをかけたまま使わないこと、荷物や人を乗せたまま作業しないことを取扱説明書に書いています。
まとめ|ジャッキスタンドは「耐荷重の書き方」と「高さ」で選び、2脚で支えよう
ジャッキスタンド選びで大切なのは、耐荷重が2脚で何tと書かれているかと、自分の車とジャッキに合う高さの範囲です。あわせて、高さの合わせ方(ピン式・ラチェット式)、受け皿のゴム、重さとしまい方、2脚入りか1脚ずつかを比べると、自分に合う1組が見つかります。
使うときは、平らで固い地面で2脚を同じ高さにそろえ、車の取扱説明書・整備書で確かめた場所に置き、載せたら様子を見てから作業しましょう。車を上げ下げするジャッキは「おすすめの油圧ジャッキ10選」、ナットの本締めは「おすすめのトルクレンチ10選」も参考にしてください。
整備士のおすすめ|こんな人なら、この商品
軽〜普通乗用車で、定番を選びたいなら
軽〜普通乗用車で、説明書の注意が手厚い定番を選びたい人
車高を下げた車(ローダウン車)に使いたいなら
車高を下げた車に乗っていて、低い位置で支えたい人
高さを細かく合わせたい(車両総重量3tまで)なら
高さを細かく合わせたい人、車両総重量3tまでの車に使いたい人
- 耐荷重が「2脚で何t」か、車の重さ(車検証)と比べる
- 車とジャッキに合う高さの範囲を選ぶ
- 置く場所は車の取扱説明書・整備書で確かめる
- 2脚を同じ高さにし、載せたら様子を見てから作業する
※本記事の価格・商品情報は2026年10月時点のものです。最新の情報は各メーカー・販売元の公式サイトをご確認ください。仕様と使い方の注意は各メーカーの公式サイト・取扱説明書・公式ストア・公式通販とパッケージの公式写真、ジャッキスタンドを使う場面はトヨタの取扱書とマサダ製作所の公式Q&Aにもとづいています。
※この記事で紹介している商品の写真・価格・購入リンクは、2026年11月6日に確認しています(毎日自動で確認。楽天市場・Amazonの価格も毎日更新)。
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