
自動車屋の現役整備士が選ぶ!おすすめの三角表示板・停止表示灯10選

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高速道路で故障やパンクのために動けなくなったとき、運転する人には、後ろから来る車に「ここに車が止まっている」と表示する義務があります(道路交通法 第75条の11)。表示に使うのが、赤い三角の三角表示板(法令の名前は「停止表示板」)と、紫色に点滅する停止表示灯で、法令ではまとめて「停止表示器材」と呼ばれます。
発炎筒と違って、停止表示器材は車に初めから付いていないことが多い道具です。NEXCO中日本も、三角表示板などは標準装備品でないことが多いので、別に用意するよう呼びかけています。
この記事では、京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会の整備士が、停止表示器材の決まりと選び方を解説し、メーカーの公式サイト・取扱説明書で仕様と国の基準への適合の表示を確かめた性格の違うおすすめの10選(三角表示板3本・停止表示灯7本)をご紹介します。置く場所と、止まったときに身を守る順番もあわせてまとめました。

発炎筒は車に付いていますよね。三角表示板も、積んでおかないと違反なんですか?

積んでいないだけなら違反じゃないよ。でも高速道路で止まったときに表示しないと違反になるんだ。いざというときのために、三角表示板か紫の停止表示灯を積んでおこうね。

この記事の監修者

浅田 武生浅田自動車商会 整備士
京都府亀岡市の中古車販売店・浅田自動車商会で整備歴30年の整備士。メカピックでは、紹介するカー用品の選定と記事の内容を、整備の現場の視点から確認しています。
この記事でわかること
- 高速道路で止まったら「停止表示器材」で表示する決まりと、発炎筒・非常信号灯との違い
- 三角表示板と紫の停止表示灯は、どちらか一方で表示できる
- 国の基準への適合の表示・昼夜兼用・電池・取り付け方から見る選び方
- 公式情報で確かめた、性格の違うおすすめの10選と比較表
- 置く場所と、止まったときに身を守る順番
整備士が選ぶ3台|迷ったらこの中から
迷ったら、国の認定番号がある三角表示板なら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.40/ 5
国家公安委員会の認定品(TSマーク・交F16-2)で、風速18m/sの風を3分間当てる試験に合格したと公式に書いている。電池がいらず、台紙には組み立ての手順と「停止車両から50m以上離して設置」という置き方まで書かれている。
エーモン 6640 三角停止板の詳しい紹介を見る
電池が長く持つ停止表示灯なら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア4.35/ 5
道路交通法施行規則適合品で、点滅させたときの使用時間は約30時間。単3アルカリ電池でエネループも使え、底面のマグネットは風速33m/sの風洞試験済み、IP54準拠。白色のトップライトも付く。公式オンラインストアの価格は2,728円。
GENTOS MP-34D むらぴかくん 停止表示灯の詳しい紹介を見る
車内に積みっぱなしにしたい停止表示灯なら
MECHAPICK SCOREメカピックスコア3.70/ 5
道路交通法施行規則適合品で、電池はリチウム一次電池。保管温度は −20〜60℃ で、車内に入れておく使い方を想定している。連続点灯は約12時間で、電池が減ると赤いLEDで知らせ、そのあとも2時間使える。3年保証。マグネットで置く型なので、樹脂・アルミ・カーボンの車体には付かない。公式の参考価格は4,268円。
TZ パープルセーバー V9TZZH004 停止表示灯の詳しい紹介を見る
※三角表示板は電池がいらないぶん「電池の心配の少なさ」が高く出ます。エマーソン EM-351 は点数では3番目ですが、販売元の破産申請が報じられていて保証の窓口を確かめられず、Amazon にも取り扱いが見つからないので、3台には入れていません。エーモン 6640 は、公式ページに昼夜兼用かどうかの記載がないので、昼にも使うつもりなら買う前に販売店やメーカーに確かめてください。昼夜間兼用の表示がある三角表示板なら、キャットアイ RR-1900TS も候補です。電池の残りを5段階の表示で確かめたい人には HID屋 LED停止表示灯も候補です。
三角表示板・停止表示灯とは?発炎筒・非常信号灯との違い

三角表示板と紫の停止表示灯は、法令ではまとめて「停止表示器材」って呼ぶんだ。発炎筒やLED非常信号灯とは法令も役目も別だから、まずは違いを見ておこうね。
高速道路で止まったら、停止表示器材で表示する決まり
道路交通法 第75条の11 は、高速道路・自動車専用道路の本線車道やその路肩などで、故障などのために運転できなくなったとき、停止していることを表示しなければならないと定めています。表示のしかたは道路交通法施行令 第27条の6 にあり、停止表示器材を「後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置」に置いて表示します。
一方で、停止表示器材を車に積んでおく義務はありません。エーモンは公式のQ&Aで、積んでいなくても違反ではないが、高速道路・自動車専用道路で緊急停車したときに表示しないと違反になること、車検とも関係がないことを説明しています。国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」は、高速道路を通るときは停止表示器材を前もって用意し、備え付けておくよう呼びかけています。
三角表示板と停止表示灯は、どちらか一方で表示できる
道路交通法施行規則(第9条の17・第9条の18)は、停止表示器材として2つの種類を定めています。1つは停止表示板(三角表示板)で、一辺45cm以上の中が空いた正三角形、反射光の色は赤で、路面に垂直に立てられるもの。もう1つは停止表示灯で、路面に置いた状態で長さ17cm・幅17cm・高さ15cm以内の、紫色の点滅式のライトです。どちらも、夜も昼も200mの距離から確認できることが求められています。
表示の義務は、どちらか一方を置けば果たせます。エーモンも公式のQ&Aで、停止表示灯(パープルセーバー)を使えば三角停止板を出さなくてもよく、両方を使っても問題ないとしています。
発炎筒・LED非常信号灯(赤)とは、法令も役目も別
車に備え付けの発炎筒や、その代わりに使うLED非常信号灯は、道路運送車両の保安基準(第43条の2)で車に備えなければならない「非常信号用具」で、赤い光で後ろの車に合図をする道具です。三角表示板・停止表示灯は、道路交通法の停止表示器材で、止まっている車がそこにあることを表示する道具です。エーモンは公式のQ&Aで、非常信号灯は三角表示板の代わりにならないとしています。
JAF は、高速道路で発炎筒を使うのは停止表示板の手前で後続車に注意を促すときで、停止表示器材は必須だと説明しています。教則も、停止表示器材を置くときは発炎筒で合図をするなどして後ろの車に十分注意するよう書いています。赤の非常信号灯の選び方は「おすすめのLED非常信号灯10選」で解説しています。

整備士が教える三角表示板・停止表示灯の選び方 5つのポイント

三角表示板と紫のライト。どっちを選べばいいんでしょう?

どちらも国の基準に合っていれば、役目は同じだよ。組み立てて置く手間と電池のどちらを気にするかで選ぶといいね。まずは、基準に合っている表示があるかを確かめてね。

基準の表示を確かめてから、三角かライトかを決めるんですね!
1. 国の基準に合うもの:TSマークか「道路交通法施行規則適合品」の表示
教則は、停止表示器材はできるだけTSマークの付いたものを使うよう呼びかけています。TSマークは、国家公安委員会の型式認定(道路交通法施行規則 第39条の8。受けるかどうかはメーカーが選ぶ)を受けた停止表示器材に付く印で、認定を受けたものには型式認定番号が表示されます。この記事の三角表示板では、エーモン 6640(交F16-2)とエマーソン EM-351(交F06-1)が認定番号を公式に示しています。
停止表示灯は、どの商品もメーカーが「道路交通法施行規則適合品」と表示しています(エーモンの2本・GENTOS・TZ は公式ページ、エマーソン EM-369 は取扱説明書、セイワ IMP233 は公式の商品画像、HID屋 は公式ショップの商品名)。メーカー名や型番が分からない商品は、基準に合うかを確かめられないので避けましょう。

2. 三角表示板か停止表示灯か:置き方・電池・大きさ
三角表示板は電池がいらず、反射板で後ろの車のライトを照り返します。組み立てて路面に立てる道具で、一辺45cm以上と大きく、この記事の3本は重さが約1.45〜1.5kg、ケースの長さが40cmを超えます。トランクの床下やすき間など、置き場所を先に決めておきましょう。
停止表示灯は手のひらに乗る大きさで(たとえば GENTOS MP-34D は電池込みで約148g)、スイッチを入れて置くだけです。そのかわり、電池が切れていると役に立ちません。教則は、歩くのが難しくて車の後ろの路上に置けないときは、停止表示灯に限り車の横の路上などに置いてもよいとしています。
三角表示板・停止表示灯と同じように、もしものときのために車に積んでおく道具として、車両火災の初期消火に使う車載用消火器の選び方は「おすすめの車載用消火器10選」、事故や水没で車から逃げ出すときに、シートベルトを切ったり窓ガラスを割ったりする道具の選び方は「おすすめの緊急脱出ハンマー10選」で紹介しています。
3. 三角表示板は「昼に使えるか」と「風への強さ」を見る
施行令 第27条の6 では、夜は夜間用、昼は昼間用の停止表示器材を使います(トンネルの中など、視界が200m以下の場所では昼でも夜間用)。施行規則 第9条の18 は、昼間用の停止表示板に蛍光の部分を求めていて、反射材だけの三角表示板は夜間用の基準にしか当たりません。昼にも使うなら「昼夜兼用(昼夜間兼用)」の表示を確かめましょう。
この記事の3本では、キャットアイ RR-1900TS の商品写真のケースのラベルに「昼夜間兼用型」とあります。エーモン 6640 とエマーソン EM-351 は、公式ページに昼夜兼用かどうかの記載がありません。気になるときは、買う前に販売店やメーカーに確かめてください。
三角表示板は風で倒れることがあります。警察庁の停止表示板の構造基準には、風速18m/sの風を3分間当てて、倒れたり大きく動いたりしないことを確かめる試験があります。エーモン 6640 は、この強さの風を3分間当てる試験に合格したと公式に書いています。教則も、風の強いときは停止表示板が倒れないようにするよう書いています。
4. 停止表示灯は電池の種類と、光る時間・保管の温度を見る
停止表示灯は、使う電池が商品ごとに違います。エーモン 6920 は単4アルカリ乾電池4本で、充電式の電池は使えません。エーモン 6912 は単3形の電池4本で、アルカリ・リチウム・ニッケル水素の電池が使えます。GENTOS MP-34D は単3アルカリ電池4本で、エネループも使えます。TZ V9TZZH004 はリチウム一次電池で、保管温度は−20〜60℃と、車内に置いておく使い方を想定しています。
公式の連続使用時間(点滅・点灯)は、GENTOS MP-34D の約30時間から、HID屋 の約4〜7時間まで違います(セイワ IMP233 は公式に記載なし)。電池の残りが分かる表示は、TZ(残りが少なくなると赤いLEDで知らせる)と HID屋(5段階)にあります。HID屋 は、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所での保管を避けるよう案内しています。どの商品も、電池の残りと液漏れを時々確かめましょう。
5. 取り付け方と、白いライトが付くか
停止表示灯の多くは、マグネットで鉄の車体に付けられます。GENTOS MP-34D は背面クリップ、セイワ IMP233 はフック、HID屋 はクリップとフックも使えます。ただし TZ は、樹脂・アルミ・カーボンなどの素材にはマグネットで付けられないこと、車両の側面には置かないことを注意しています。
白いライトが付く商品は、夜にタイヤのまわりを確かめるときにも使えます。GENTOS MP-34D(トップライト)、セイワ IMP233(白色5W LEDのスポット)、エマーソン EM-369(白200lm)、HID屋(白色220lm)が白いライト付きです。停止表示灯として置くときは、必ず紫の点滅に切り替えます。
この記事の10選の選定基準
- メーカーの公式情報で仕様と国の基準への適合の表示を確かめられる
三角表示板は国家公安委員会の認定(TSマーク)か基準への適合、停止表示灯は「道路交通法施行規則適合品」の表示が、メーカーの公式サイト・取扱説明書・公式の商品画像・公式ショップで確認できること。大きさ・電池・見える距離などの仕様も公式で確かめた(書かれていない項目は「公式に記載なし」と明記) - 乗用車で使える停止表示器材
道路交通法施行規則で同じ「停止表示器材」にあたる、三角表示板(停止表示板)と紫色の停止表示灯の両方から選んだ。バイク専用の商品、EU規格の表示だけの商品は入れていない - 性格の違う10本にする
この記事だけは、同じメーカーは3本までとした(国の基準への適合を公式で確かめられる商品が少ないため)。「認定番号のある定番」「昼夜間兼用型の表示」「薄いケース」「小さく積める」「広い角度に光る」「長く光る」「白いスポットライト付き」「作業灯にもなる」「車内での保管を想定」「電池の残りが分かる」と、使う人に合わせて性格の違う10本にすること。楽天市場で新品が販売されているものから選んだ
おすすめの三角表示板・停止表示灯10選

10本を、5つの基準で点数にして比べました。三角表示板と停止表示灯が混ざっているので、比較表の「種類」の行もあわせて見てください。
メカピックスコアの高い10商品
10商品を、国の基準への適合の確かさ・電池の心配の少なさ・雨と風への備え・置き方・取り付けの選択肢・ほかの使い道(白いライト)の5つの基準で点数にしました(5点満点)。スコアの高い順に並べています。商品名を押すと、その商品の紹介に移動します。価格や仕様で並べ替えたいときは、下の比較表のボタンを使ってください。
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
10商品の仕様を比較表でチェック
| 商品 | スコア | 購入 | 種類 | 基準への適合の表示(公式) | 大きさ・重さ(公式) | 電池・光る時間(公式) | 見える距離(公式) | 置き方・取り付け | 白いライト | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4.40 | 三角表示板 | TSマーク(交F16-2) | ケース436×116×50mm・本体約1,450g | 不要(反射式) | 公式に記載なし | スタンドで路面に立てる(風18m/sの試験に合格) | なし | 迷ったら定番がほしい人 | ||
| 4.35 | 停止表示灯(紫の点滅) | 道路交通法施行規則適合品 | 35×139×26.5mm・約148g(電池込み) | 単3アルカリ×4(エネループ可)・点滅約30時間 | 夜間1,000m/昼間300m | 底面マグネット・背面クリップ | あり(トップライト) | 長く光ってほしい人 | ||
| 4.00 | 三角表示板 | TSマーク(交F06-1) | 収納時418×40×103mm・1.5kg | 不要(反射式) | 公式に記載なし | 脚で路面に立てる | なし | 薄いケースで積みたい人 | ||
| 3.70 | 三角表示板 | 国の基準に適合(公式)。ラベルに昼夜間兼用型 | 組立時429×401mm・1.5kg | 不要(反射式) | 公式に記載なし | 設置用脚で路面に立てる | なし | 昼夜兼用の表示を見たい人 | ||
| 3.70 | 停止表示灯(紫) | 道路交通法施行規則適合品 | 公式に記載なし | リチウム一次電池・約12時間・残量表示 | 夜間約1,000m/昼間約500m | マグネット | なし | 車内に積みっぱなしにしたい人 | ||
| 3.65 | 停止表示灯(紫の点滅) | 道路交通法施行規則適合品(取扱説明書) | 28×103×41mm・約135g(電池込み) | 単4アルカリ×3・紫点滅約10時間 | 夜間約1,000m/昼間約400m(商品ページ) | 底面とクリップのマグネット | あり(白200lm) | 作業灯にも使いたい人 | ||
| 3.60 | 停止表示灯(紫の点滅) | 道路交通法施行規則適合品(公式ショップの商品名) | 約5.9×3.4×14.5cm・約140g | 単4×3・約4〜7時間・残量5段階表示 | 公式に記載なし | マグネット・クリップ・フック | あり(白220lm) | 電池の残りを確かめたい人 | ||
| 3.10 | 停止表示灯(紫の点滅) | 道路交通法施行規則適合品 | 33×64.5×123mm | 単4アルカリ×4(充電池不可)・約8時間 | 夜間1,000m以上/昼間約400m | 底面マグネット | なし | 小さく積みたい人 | ||
| 3.10 | 停止表示灯(紫の点滅) | 道路交通法施行規則適合品 | 50×59×150mm | 単3×4(充電池も可)・約5時間 | 夜間1,000m以上/昼間約500m | 背面マグネット | なし | 広い角度に光らせたい人 | ||
| 2.85 | 停止表示灯(紫の点灯・点滅) | 道路交通法施行規則適合品(公式の商品画像) | 145×59×34mm | 単4×3・公式に記載なし | 夜間800m/昼間300m(公式の商品画像) | 磁石2か所・フック | あり(白5Wスポット) | 夜の足元も照らしたい人 |
※スコアは、メーカー公式の仕様を、整備士が決めた5つの基準で点数にしたものです(実機のテストではありません)。スコアの付け方。楽天市場の価格は11月5日時点の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)、Amazonの価格は価格の下に書いた日時の時点の価格※です。
※実売価格は、楽天市場で販売中の商品の税込価格を毎日自動で集めて、いちばん安い価格〜いちばん高い価格を表示しています(表示の日付時点。送料・ポイントは含みません)。比較表の価格は、メーカーの公式ストア・公式ショップの税込価格、または公式ページの参考価格です。Amazonの価格は各商品のボタンからご確認ください。停止表示灯の見える距離はメーカーの測定で、電池の残りや道路の環境で変わります(国の基準は、昼も夜も200mの距離から確認できること)。
価格と点数で見る10商品
写真の下の金額は、楽天市場の販売価格です(出品が複数あるときはいちばん安いもの)。写真を押すと、商品名・点数・購入先が下に出ます。黄色の輪は「整備士が選ぶ3台」です。
※縦はメカピックスコア(公式の情報を基準どおりに点数にしたもの)、横は楽天市場の販売価格(出品が複数あるときはいちばん安いもの)で、価格が変わると印の位置が変わる。価格は楽天市場の販売価格(毎日更新)。図は記事のデータから自動で描いています。
エーモン 6640 三角停止板
カー用品メーカー・エーモンの三角停止板で、国家公安委員会の認定品(TSマーク付き・認定番号 交F16-2)です。おもりになるスタンドは特許を取った新しい構造(特許第6257699号)で、エーモンは「路面摩擦力が強く、温度変化に左右されない」とし、風速18m/sの強風を3分間当てる試験に合格したと公式に書いています。
重さは本体が約1,450g、ケース込みで約1,700g(公式のQ&A)。一辺は、角を延ばした線で交わる長さで約450mm(端が丸いので実測は約430mm)、ケースは幅436×高さ116×奥行50mm です。商品の台紙の裏には、2つの反射パーツを持ち上げて三角形にし、つなぎ目をはめ込み、スタンドを本体と直角に回すという組み立ての手順と、「ガードレールの外側などを通り、後続車が危険を回避できるよう、停止車両から50m以上離して設置」という置き方が書かれています。昼夜兼用かどうかは、公式に記載がありません。
- 国の基準への適合の確かさ5
- 電池の心配の少なさ5
- 雨と風への備え5
- 置き方・取り付けの選択肢3
- ほかの使い道(白いライト)3
GENTOS MP-34D むらぴかくん 停止表示灯
GENTOS(ジェントス)の停止表示灯「むらぴかくん」で、公式は三角表示板の代わりに使える道路交通法施行規則適合品としています。紫色のLED 8個が点滅し、見える距離は夜間1,000m・昼間300m です。
点滅させたときの使用時間は約30時間で、この記事の停止表示灯ではいちばん長い数値です。電池は単3形アルカリ電池4本で、エネループも使えます(テスト用の電池付き)。上部には白色LEDのトップライト(約59時間)があり、手持ちのライトにもなります。底面のマグネットは風速33m/sに耐えられるとし、風洞試験をしたと公式に書いています。背面クリップ付き、IP54準拠の防塵・防滴で、大きさは約W35×H139×D26.5mm、重さは電池込みで約148g です。
- 国の基準への適合の確かさ4
- 電池の心配の少なさ4
- 雨と風への備え5
- 置き方・取り付けの選択肢4
- ほかの使い道(白いライト)5
エマーソン EM-351 三角停止表示板 ケース入
ニューレイトンのブランド・エマーソンの三角停止表示板で、国家公安委員会の認定品(交F06-1)です。ケースに入れたときの大きさは418×40×103mm と、厚さが40mmしかないので、トランクのすき間やシートの裏などに差し込んで積みやすい形です。
使うときの大きさは432×405×366mm、重さは1.5kg、材質は本体 ABS・反射板 アクリル・脚 スチールです。公式のQ&Aでは、組み立てたあとに上部のロックが外れにくいときは、三角形の内側に手を入れて外側へ開いて外すよう案内しています。昼夜兼用かどうかは、公式に記載がありません。販売元のニューレイトンは2026年9月に破産を申請したと報じられています(東京商工リサーチ)。保証や問い合わせの窓口がどうなるかは確かめられていないので、買う前に販売店に確かめてください。在庫限りになる可能性もあります。
- 国の基準への適合の確かさ5
- 電池の心配の少なさ5
- 雨と風への備え3
- 置き方・取り付けの選択肢3
- ほかの使い道(白いライト)3
キャットアイ RR-1900TS 三角停止表示板 デルタサイン
キャットアイの三角停止表示板「デルタサイン」です。公式は「国家公安委員会の定めた構造、性能の基準に適合した規格品」とし、高性能の反射板で光を光源の方向へ返す効果(再帰性反射)が高いとしています。認定番号は公式ページに記載がありません。
公式の商品写真のケースのラベルには「停止表示板(昼夜間兼用型)」とあり、この記事の三角表示板3本のうち、昼夜兼用の表示を公式の情報で確かめられたのはこの商品だけです。公式は「完成品・設置用脚付」としていて、組み立てたときの大きさは W429×H401mm、パッケージは W427×H119×D48mm、重さは1.5kg です。
- 国の基準への適合の確かさ4
- 電池の心配の少なさ5
- 雨と風への備え3
- 置き方・取り付けの選択肢3
- ほかの使い道(白いライト)3
TZ パープルセーバー V9TZZH004 停止表示灯
トヨタモビリティパーツの用品ブランド TZ の停止表示灯「パープルセーバー」で、道路交通法施行規則適合品です。独自に色を調整した紫色の高輝度LED 3個が光り、見える距離は昼間約500m・夜間約1,000m(電池の残りや道路の環境で変わる)です。
電池はリチウム一次電池で、保管温度は−20〜60℃と、車内で保管する使い方を想定しています。連続点灯は約12時間(新品のリチウム一次電池のとき)で、電池が少なくなると赤いLEDで知らせ、そのあとも2時間使えるとしています。IP53相当の防塵・防滴、マグネット付きで、車内でスイッチを入れて置く使い方が示されています。TZ は、車両の側面には置かないこと、樹脂・アルミ・カーボンなどの素材にはマグネットで付けられないことを注意しています。3年保証です。
- 国の基準への適合の確かさ4
- 電池の心配の少なさ4
- 雨と風への備え4
- 置き方・取り付けの選択肢3
- ほかの使い道(白いライト)3
エマーソン EM-369 マルチLED停止表示灯 ピカッ灯
エマーソンの「マルチLED停止表示灯 ピカッ灯」で、紫色のCOB LEDが1分間に120回点滅します。取扱説明書に「道路交通法施行規則適合品」とあり、第三者の試験機関で「紫色灯光の色度」と「耐水性」を確かめたと書かれています。
見える距離は、商品ページでは夜間約1,000m・昼間約400m(電池の残りや道路の環境で変わる)、取扱説明書では「昼間200m以上・夜間200m以上」と書かれています。白いライトは200lm(Hi・3時間)と50lm(Low・10時間)に切り替えられ、作業灯・懐中電灯としても使えます。紫の点滅は約10時間です。電池は単4アルカリ乾電池3本(別売)、重さは電池込みで約135g、IPX3相当の防滴で、収納ケースが付きます。底面とクリップの部分にマグネットがあり(ダブルマグネット)、向きを変えられるクリップで取り付けの位置を調整できます。取扱説明書は、車両に取り付けたまま走行しないよう注意しています。
販売元のニューレイトンは2026年9月に破産を申請したと報じられています(東京商工リサーチ)。保証や問い合わせの窓口がどうなるかは確かめられていないので、買う前に販売店に確かめてください。在庫限りになる可能性もあります。
- 国の基準への適合の確かさ3
- 電池の心配の少なさ3
- 雨と風への備え4
- 置き方・取り付けの選択肢4
- ほかの使い道(白いライト)5
HID屋 LED停止表示灯 紫色
HID屋 の LED停止表示灯で、公式ショップの商品名に「道路交通法施行規則適合品」とあります(説明文の中には適合の文言はありません)。パープルLED(10W・200lm)と白色LED(5W・220lm)の2つの光があり、HID屋 は、停止表示灯として使うときは必ず紫色の点滅モードで置くよう案内しています。
電池の残りが5段階のインジケーターで分かるので、ふだんの点検で電池の替えどきをつかめます。電池は単4乾電池3本(別売。USB充電はなし)で、連続使用時間は約4〜7時間(使うモードや電池の種類・状態で変わる)です。マグネット・クリップ・フックのどれでも固定でき、IPX4相当の防滴、大きさは約5.9×3.4×14.5cm、重さは約140g、2年保証です。HID屋 は、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所での使用・保管を避けるよう案内しています。見える距離は公式に記載がありません。
- 国の基準への適合の確かさ3
- 電池の心配の少なさ2
- 雨と風への備え4
- 置き方・取り付けの選択肢5
- ほかの使い道(白いライト)5
エーモン 6920 パープルセーバー 停止表示灯
エーモンの停止表示灯「パープルセーバー」で、公式は三角表示板の代わりに置ける道路交通法施行規則適合品としています。3WのパワーLED 3灯が紫色に光り、見える距離は夜間1,000m以上・昼間約400m(電池の残りや道路の環境で変わる)です。
本体は幅33×奥行64.5×高さ123mm と小さく、公式は運転席のまわりやバイクのシート下にしまえる大きさとしています。底面に強力なマグネットがあり、エーモンは車内から車のルーフに置く使い方も案内しています。スイッチの部分と下部には防水カバーが付きます。電池は単4アルカリ乾電池4本(別売)で、連続使用時間は約8時間(新品のアルカリ乾電池のとき)。充電式の電池は使えないので、必ず新品の単4アルカリ乾電池を使うよう注意されています。エーモンは「設置せず車載しているだけでは故障車両表示義務違反の対象」とも書いています。
- 国の基準への適合の確かさ4
- 電池の心配の少なさ2
- 雨と風への備え3
- 置き方・取り付けの選択肢3
- ほかの使い道(白いライト)3
エーモン 6912 パープルセーバー プロ 停止表示灯
パープルセーバーの大きいモデル「パープルセーバー プロ」です。COB LED 3灯(合計40W)と、照射角120°の広角レンズを組み合わせ、見える距離は夜間1,000m以上・昼間約500m(電池の残りや道路の環境で変わる)です。道路交通法施行規則適合品です。
本体は幅50×奥行59×高さ150mm で、背面に強力なマグネットがあり、エーモンはミニバンからトラックまで幅広い車に使えるとしています。電池は単3形4本(別売)で、アルカリ・リチウム・ニッケル水素の電池が使えます。連続使用時間は約5時間(新品の単3形電池のとき)と、この記事の停止表示灯では短めです。防水カバー付き。
- 国の基準への適合の確かさ4
- 電池の心配の少なさ2
- 雨と風への備え3
- 置き方・取り付けの選択肢3
- ほかの使い道(白いライト)3
セイワ IMP233 停止表示灯 パープル
カー用品メーカー・セイワの、乾電池式のLED停止表示灯です。光り方は3つで、白色5W LEDのスポット(明るさを調整できる)、紫色の面発光の点灯、紫色の面発光の点滅を切り替えられます。夜にタイヤのまわりを照らして確かめるときにも使えます。
磁石が2か所にあり、縦にも横にも貼り付けられるほか、フックで吊り下げても使えます。電池は単4乾電池3本、大きさは H145×W59×D34mm です。公式の商品画像には「道路交通法施行規則適合品」とあり、見える距離は昼間300m・夜間800m と書かれています(公式ページの本文には適合の文言はありません)。連続使用時間は公式に記載がありません。2024年1月発売の、オンライン限定の商品です。
- 国の基準への適合の確かさ3
- 電池の心配の少なさ1
- 雨と風への備え2
- 置き方・取り付けの選択肢4
- ほかの使い道(白いライト)5
メカピックスコアの付け方
メカピックスコアは、メーカーが公式に公表している仕様だけを使い、整備士が決めた次の5つの基準で1〜5点を付け、重みをかけて平均したものです。実機を使ったテストの結果ではありません。点数は基準どおりに付け、取扱説明書の注意など整備士の判断は、記事の冒頭の「整備士が選ぶ3台」に理由ごと書いています。
| 基準 | 重み | 点数の決め方 |
|---|---|---|
| 国の基準への適合の確かさ | 30% | 国家公安委員会の型式認定(TSマーク)の認定番号が公式に記載=5/公式ページの本文に「国家公安委員会の定めた基準に適合」「道路交通法施行規則適合品」と記載=4/公式の商品画像・取扱説明書・公式ショップの商品名にだけ記載=3 |
| 電池の心配の少なさ | 20% | 電池がいらない(反射式の三角表示板)=5/停止表示灯は公式の連続使用時間が20時間以上=4・10時間以上=3・5時間以上=2・それ未満か記載なし=1。電池の残りの表示が公式に記載されていれば1点足す(4まで) |
| 雨と風への備え | 20% | 三角表示板は、風の試験の合格が公式に記載=5/記載なし=3。停止表示灯は、風の試験と防水(防滴)の等級の両方が記載=5/防水の等級(IPX3以上)だけ=4/等級の無い防水カバーだけ=3/どちらも記載なし=2 |
| 置き方・取り付けの選択肢 | 15% | マグネット・クリップ・フックの3つが使える=5/マグネットにクリップかフックが加わる=4/三角表示板(脚で路面に立てる)と、マグネットだけの停止表示灯=3 |
| ほかの使い道(白いライト) | 15% | 作業灯・懐中電灯に使える白いライトが付く=5/白いライトは付かない=3 |
※スコアは各メーカーの公式サイト・取扱説明書・公式の商品画像・公式ショップに書かれた内容(国の基準への適合の表示、電池と使用時間、風の試験と防水の等級、取り付け方、白いライト)だけで付けています(2026年10月時点)。三角表示板は電気の部品が無いので、雨と風への備えは風の試験の記載だけで見ています。停止表示灯の見える距離はメーカーの測定で、条件が商品ごとに違うため点数に入れていません。点数にかかわらず、高速道路で止まったときは無理のない範囲で置き、ガードレールの外へ避難してください。
車や使い方に合わせて選ぶなら
冒頭の「整備士が選ぶ3台」は、メカピックスコアをもとに、迷ったときにまず選んでほしい3台です。ここでは、乗っている車や使い方がはっきり決まっている人向けに、10商品それぞれが合う人を並べています。
- 国の認定番号がある定番の三角表示板がほしいなら
エーモン 6640 - 電池を長く持たせたいなら
GENTOS MP-34D - 薄いケースでトランクのすき間に積みたいなら
エマーソン EM-351 - 昼夜間兼用型の表示がある三角表示板を選びたいなら
キャットアイ RR-1900TS - 車内に積みっぱなしにしておきたいなら
TZ V9TZZH004 - 作業灯・懐中電灯としても使いたいなら
エマーソン EM-369 - 電池の残りを表示で確かめたいなら
HID屋 LED停止表示灯 - 運転席のまわりに小さく積んでおきたいなら
エーモン 6920 - 広い角度に光らせたい・充電池を使いたいなら
エーモン 6912 - 夜のタイヤまわりの確認にも使いたいなら
セイワ IMP233
選び方のポイント
まず、国の基準に合う表示(TSマーク・認定番号か「道路交通法施行規則適合品」)があるかを確かめます。そのうえで、電池のいらない三角表示板にするか、小さくて置くだけの停止表示灯にするかを決めましょう。三角表示板は昼夜兼用の表示と風への強さ、停止表示灯は電池の種類と光る時間、取り付け方を比べると選びやすくなります。
整備士が教える、停止表示器材の置き方と止まったときの順番


三角表示板を置いたら、車の中で待っていればいいんですよね?

それは危ないんだ。教則は、車に残らずガードレールの外側など安全な場所に避難するよう書いているよ。置きに行くのも、無理のない範囲でね。
止まったときの順番:寄せる・避難する・表示する・救援を頼む
JAF は、高速道路で事故や故障が起きたときの流れを、①ハザードランプを点けて路肩に寄せる ②同乗者を避難させ、停止表示器材などを車の後方に置く ③ガードレールの外側に避難し、非常電話か携帯電話で救援を頼む、と案内しています。橋や高架などでガードレールの外に出られないときは、車より後ろに避難します。夜(昼でも視界が200m以下のとき)は、非常点滅表示灯(ハザード)や駐車灯・尾灯もつけるよう教則は書いています。
NEXCO西日本は、止まった車の運転者や同乗者がはねられる事故が多いとして、本線や路肩を歩き回らないこと、車の中は安全な場所ではないことを呼びかけています。
- ハザードを点けて路肩に寄せる
- 同乗者をガードレールの外へ避難させる
- 無理のない範囲で停止表示器材を後ろに置く
- ガードレールの外で救援を頼む
高速道路で動けなくなる原因には、故障のほかにパンクもあります。パンクに備えて車に積んでおく道具の選び方は「おすすめのパンク修理キット10選」で紹介しています。
三角表示板は車の後ろの路上に。距離の決まりは無い
教則は、停止表示器材を車の後方の路上に置くとしています。施行令は「後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置」とだけ定めていて、何m後ろに置くかの決まりはありません。目安として、トヨタは RAV4 の取扱説明書で「車両の50m以上後方に発炎筒と停止表示板を置くか、停止表示灯を使用する」と書き、エーモン 6640 の台紙は、ガードレールの外側などを通って停止車両から50m以上離して置くよう案内しています。
NEXCO西日本は、停止表示器材は無理のない範囲で車の後方に置き、移動するときはガードレールの外側や中央分離帯に沿って後方へ移動し、足元にも十分注意するよう呼びかけています。教則は、風の強いときは停止表示板が倒れないようにすること、修理などが終わって立ち去るときは置き忘れないことも書いています。
停止表示灯の置き場所:教則は路上。メーカーはルーフに置く使い方も案内
教則では、停止表示灯も三角表示板と同じく車の後方の路上に置くのが基本です。歩くのが難しくて後方の路上に置けないときは、停止表示灯に限り、車の横の路上など、後ろから見やすい場所に置くこともできるとしています。
メーカーは、ルーフに置く使い方も案内しています。エーモンは 6920 を底面のマグネットで車内から車のルーフに置けるとし、エマーソン EM-369 の取扱説明書も取り付けの例にルーフの上を挙げています。どこに置く場合も、紫の点滅が後ろの車から見えるように向けましょう。TZ は、車両の側面には置かないこと、樹脂・アルミ・カーボンなどにはマグネットで付けられないことを注意しています。

立ち去るときは、停止表示器材を置き忘れない
教則は、修理などが終わって現場を立ち去るときは、停止表示器材を置き忘れないよう書いているよ。エーモンも、路面に置き忘れたり長い時間放置したりしないよう注意しているんだ。
車に付けた停止表示灯は、走り出す前に必ず外してね。エマーソン EM-369 の取扱説明書も、車両に取り付けたまま走行しないよう書いているよ。

三角表示板・停止表示灯に関するよくある質問
- 三角表示板を車に積んでいないと、違反になりますか?
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積んでいないだけでは違反ではありません。エーモンは公式のQ&Aで、積んでいなくても違反ではないが、高速道路・自動車専用道路で緊急停車したときに表示しないと違反になると説明しています(道路交通法 第75条の11)。エーモンによると、車検の検査項目にも入っていません。高速道路を使うなら、三角表示板か停止表示灯を積んでおきましょう。
- 停止表示灯があれば、三角表示板はいりませんか?
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どちらか一方で表示の義務を果たせます。道路交通法施行規則は、停止表示器材として三角の停止表示板と、紫色の点滅式の停止表示灯の2つを定めています。エーモンも、停止表示灯(パープルセーバー)を使えば三角停止板を出さなくてもよく、両方を使っても問題ないとしています。
- LED非常信号灯(赤)や発炎筒で、三角表示板の代わりになりますか?
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代わりにはなりません。発炎筒・LED非常信号灯は、道路運送車両の保安基準で車に備える「非常信号用具」で、停止表示器材とは別の道具です。エーモンも、非常信号灯は三角表示板の代わりにならないとしています。高速道路では、発炎筒などで合図をしたうえで、停止表示器材を置きます。赤の非常信号灯は「おすすめのLED非常信号灯10選」で比べています。
- 一般道で止まったときも、三角表示板を置くのですか?
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一般道では、高速道路のような表示の義務はありません。教則は、夜にやむを得ず一般道路で駐車するときは、非常点滅表示灯などをつけるか停止表示器材を置くなどして、止まっていることが分かるようにしなければならないとし、昼に駐車する場合も停止表示器材を置くなどして表示するよう呼びかけています。
- 昼と夜で、使う停止表示器材は違いますか?
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施行令 第27条の6 では、夜は夜間用、昼は昼間用の停止表示器材を使い、トンネルの中など視界が200m以下の場所では昼でも夜間用を使います。三角表示板は、昼間用には蛍光の部分が必要なので(施行規則 第9条の18)、昼にも使うなら「昼夜兼用(昼夜間兼用)」の表示を確かめましょう。停止表示灯は、昼・夜それぞれに基準があり、この記事の商品はどれも昼と夜の見える距離を示しています(HID屋 は公式に記載なし)。
- 三角表示板は、車の何m後ろに置けばいいですか?
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法令に距離の決まりはなく、後ろから来る車の運転者が見やすい位置に置きます。トヨタの取扱説明書やエーモン 6640 の台紙は、50m以上後ろを目安にしています。置きに行くのは無理のない範囲で、ガードレールの外側などを通り、後ろから来る車に十分注意してください。
- TSマークの付いていない停止表示器材は、使えませんか?
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高速道路で止まったときに置く停止表示器材は、道路交通法施行規則(第9条の17・第9条の18)の基準に合うものと決められています(道路交通法施行令 第27条の6)。TSマークが付く国家公安委員会の型式認定は、受けるかどうかをメーカーが選ぶものです(施行規則 第39条の8)。そのうえで、国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」は、停止表示器材はできるだけTSマークの付いたものを使うよう呼びかけています。TSマークの無い商品を選ぶときは、メーカーが「道路交通法施行規則適合品」などと、基準への適合を示しているかを確かめましょう。
- 風の強い日に三角表示板を置くときは、どうすればいいですか?
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教則は、風の強いときは停止表示板が倒れないようにするよう書いています。警察庁の停止表示板の構造基準には、前・後ろ・横から風速18m/sの風をそれぞれ3分間当てて、75mm以上動いたり倒れたりしないことを確かめる試験があります。この記事の三角表示板では、エーモン 6640 が、風速18m/sの風を3分間当てる試験に合格したと公式に書いています(キャットアイ RR-1900TS とエマーソン EM-351 は、風への強さが公式に記載なし)。
まとめ|三角表示板か停止表示灯を積んで、止まったら「表示して避難」
高速道路で動けなくなったときは、停止表示器材(三角表示板か紫の停止表示灯)で止まっていることを表示する義務があります。選ぶときは、まず国の基準に合う表示(TSマーク・認定番号か「道路交通法施行規則適合品」)を確かめ、そのうえで電池のいらない三角表示板か、小さくて置くだけの停止表示灯かを決めましょう。三角表示板は昼夜兼用の表示と風への強さ、停止表示灯は電池の種類と光る時間が比べどころです。
止まったときは、無理のない範囲で後ろに置き、自分と同乗者はガードレールの外へ避難してください。赤い合図の道具は「おすすめのLED非常信号灯10選」もあわせてご覧ください。
整備士のおすすめ|こんな人なら、この商品
国の認定番号がある定番の三角表示板がほしいなら
国の認定番号があり、風に強い定番の三角表示板がほしい人
電池を長く持たせたいなら
電池を長く持たせたい人、エネループを使いたい人
車内に積みっぱなしにしたいなら
車内に積みっぱなしにしたい人、保証の長いものがよい人
- 国の基準に合う表示(TSマーク・適合品)を確かめる
- 三角表示板か停止表示灯かを決め、置き場所を決めておく
- 停止表示灯は、電池の残りと液漏れを時々確かめる
- 止まったら無理のない範囲で後ろに置き、ガードレールの外へ避難
※本記事の価格・商品情報は2026年10月時点のものです。最新の情報は各メーカー・販売元の公式サイトをご確認ください。法令は e-Gov 法令検索の道路交通法・同施行令・同施行規則と、国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」・警察庁の停止表示板の構造基準、止まったときの手順は JAF・NEXCO西日本・NEXCO中日本・トヨタの取扱説明書、商品の仕様と注意は各メーカーの公式サイト・取扱説明書・公式の商品画像・公式ストアにもとづいています。
※この記事で紹介している商品の写真・価格・購入リンクは、2026年11月6日に確認しています(毎日自動で確認。楽天市場・Amazonの価格も毎日更新)。
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